熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

展覧会 個展など

大正14年のボープルとは

展覽會 ◆白日會(第三回) 七月三日—十二日 東京府美術館 會員佐分氏の話しに依れば、一般應募一千三百餘點の中から百四十五點を選んだと のことでありましたが、會員以外の作品は それが丁度、いや総てがと云つて好いくらひボーヴルなものであったことはずい…

福島から宇都宮の栃木県立美術館経由で餃子食べ、帰宅

昨日今日と福島に戦前戦後の白日会関係の調べ物に行き、めちゃ成果があったけど今日が画像の締め切り。 その画像の中から事務局が選び、白日会100周年記念誌に掲載される。 画像の締切が今日で、介護離職をした時に手放した撮影機材を嘆きながら、秋葉原のヨ…

 怖い夢を見た。 第15回白日展 昭和13年 鈴木武久による熊谷登久平評

怒鳴られている夢を見てとても疲れて目覚めた。 今、繊細なことをしていて無骨な私には緊張の積み重ねでもあるので、また失敗することが怖いのだろう。 私は99人に褒められても1人に強く否定されたら逃げたくなる病的なまでの怖がり。 なので元上司は過程を…

にゃあちゃん、明後日入院。 登久平の概略加筆

熊谷登久平の概略に『昭和6年5月?日〜12日まで、岩手県出身の画家たちの会、北斗会の盛岡展に裸女を出品。会場は図書館。(資料提供岩手県立美術館)』を加筆。 義父の北斗会への出品資料は上野の松坂屋での展示会のものしか見つけてないし、何を出したのか不…

上野のトーハクのやまと絵展最終日

上野の山はもう晩秋で、暦は冬だけど、自転車で走る時に枯れ草を踏んでいく。 上野公園ではロックンロール族が踊っていた。 ↓人数が減ったロックンロール族。昔は代々木公園で集っていた。 やまと絵展は撮影禁止。 教科書に載るような作品がずらりと並び、面…

メモ 棟方志功展に自転車で行ってきた 戦時を生きた画家たち

機械脈91 血中酸素97 実測78 不整脈なし 体温34.6 血圧128-74 三浦坂、モデル坂の紅葉。 東大の銀杏並木も色付いてた。 電車で行くより自転車の方が早く着く国立近代美術館。 棟方志功展。 初期の油絵が一番見たかったので見れて嬉しや。 今年の冬に青森の棟…

谷中雪景色 来年度5月20日〜24日の『池袋モンパルナスの会会員展』

谷中は朝から雪で、10時過ぎに警報が出たようです。 去年口約束はしていましたが、電話連絡があり来年度5月20日〜24日の『池袋モンパルナスの会会員展』に熊谷登久平の作品が展示されることが決まりました。 メインは義父熊谷登久平の宝物の長谷川利行のスケ…

日比谷図書文化館 特別展 「学年誌100年と玉井力三 ―描かれた昭和の子ども―展

日比谷図書文化館 特別展 「学年誌100年と玉井力三 ―描かれた昭和の子ども―」15日、火曜日までなので慌てて自転車で行ってきました。 ↑小学館の学年誌の表紙を描いておられた玉井力三画伯の作品展。ずらりと表紙が並ぶ。 ↑小学館一年生の歴代表紙、私はつい…

マリンバ

池之端画廊へ。 秀鳳アトリ絵展 —タイルモザイク・素描・コラージュー今日はマリンバの生演奏があった。 また、いつも朗らかな画廊夫人の鈴木弘子さんこと、高須弘子さんのリトグラフ展が2階で開催中。 彼女の人柄がよく出たせんさい朗らかな作品だった。

里見勝蔵を巡る3人の画家たち展、無事閉幕。

ありがとうございました。 昨日今日と、洋画家の遺族たちにスマホで出来るスキャンもどきアプリの促成、布教講座となった。 講師私。 また大きなデータを楽に送れるLINEのoriginalさんとか、アラ還も頑張ってるんだよね。 上野松坂屋の屋上にパンダ。50年前…

久保崎夏さんの池之端画廊での遺作展、無事終了

20代の私に資料調査取材方法などを教えてくださった早乙女勝元先生。 先生に頂いた手法のおかげで熊谷登久平の調査もなんとかやれて付け焼き刃程度になれてます。 ありがたいなと思います。 その早乙女勝元先生の姪御さんの久保崎夏さんの池之端画廊での遺作…

猫は邪魔するもの 赤い崖

我が家では気仙沼を描いたと伝わる熊谷登久平の「赤い崖」 大気新聞で調べると大島にてとなっている。 大島は今では気仙沼だが、合併されるまでは気仙沼じゃない。 とかでウジウジとこれは何処だろうと悩んでいたが、今日Twitterで地元の方が場所を教えてく…

台東区の倉庫に眠る白日会の村上鉄太郎画伯の作品

戦前、谷中清水町にあった白日会で義父たちは集い、浅草生まれ在住の会員、村上鉄太郎氏の家を編集部として文芸冊子を発行していた。 その冊子はなかなか見つからず、探していたがある美術館に寄贈されていたのがわかりコロナが落ち着いたら見せて頂けること…

房総ゆかりの作家たち 特集展示:無縁寺心澄

房総ゆかりの作家たち 特集展示:無縁寺心澄 | 展覧会 | アイエム[インターネットミュージアム] 2023年3月4日[土] – 3月24日[金] museum.or.jp/event/106888 義父、熊谷登久平と同時期に小石川の川端画学校で学び、白日会で共に活躍しするも画壇の戦時…

予定 池之端画廊 里見勝蔵と交流があった、熊谷登久平、荒井龍男、島村洋二郎の展覧会 (高村智恵子に学んだ古川盛雄)

10月12日水曜日から期間未定 「里見勝蔵を巡る三人の画家たち」展 企画水谷嘉弘 https://itakurakanae.com/about 池之端画廊 里見勝蔵と交流があった、熊谷登久平、荒井龍男、島村洋二郎の展覧会 (高村智恵子に学んだかも古川盛雄) 里見勝蔵の作品も展示。 …

第100回記念 朱葉会展

東京都美術館にて、第100回記念の朱葉会展。展示されている作品はもちろんのこと、回顧展示のコーナー良かった。 朱葉会は1918年(大正7年)10月創立、日本初の女性の為の絵画公募団体。 今回の展示会では、女性史、女性開放運動の開花の一つでもある朱葉会…

太平洋展 メトロポリタン美術館

いつもお世話になっている太平洋画会の太平洋展へ。 ↓太平洋画会の公式Twitterの中の人の作品。 この人は光をのせるのがうまい。 ↓なんとなくウクライナを思う。 ↓何回かお会いしていた先生。 ↓すげーとなった。 ↓、えっどう描くの的な不思議さ ↓空間の切り…

池袋モンパルナス

ご案内状を頂いたので『桂川寛・小熊秀雄、池袋モンパルナスの会会員展』が開催されている池袋に行ってきた。 写真を撮り忘れたが、一枚強烈な色使いとタッチの作品があり浮かび上がる花と花瓶に語彙力がなかった。 そして、帰りに東京交響楽団のアンサンブ…

空也

主婦友と空也上人に逢いに行った。 車椅子を押してもらった。 感謝。

白日会展

かつて上野公園の都立美術館で開催されていた美術公募団体の展覧会。今は殆どが乃木坂の国立新美術館で開かれるようになった。ここは乃木坂駅直結で便利な美術館だと思うけど、連絡路は開放感を大事にしたため雨が吹き込みやすく、夏は暑い。 今回は義父の熊…

来年度の熊谷登久平関係

個展ではありませんが、秋に熊谷登久平関連の予定が入りました。 また2年後には昭和16年まで会員だった白日会の100周年展にも展示して頂ける予定で、これは新国立美術館に義父の絵が初めて展示して頂けることになります。 義父だけでなく、白日会が会友制度…

池之端画廊 今展示されている #長谷川利行 の『大八車のある風景』とか

池之端画廊開廊3周年記念明治・大正・昭和 時代を彩った洋画家たち(Ⅲ)月曜・火曜休廊 11:30~18:00 最終日の3月20日は16:00まで○入場無料○ 池之端画廊さんにて、かつて上野の山に集い、谷根千など、東京の美術村といわれたあたりを闊歩した洋画家たちの貴…

ブーンブーンブーン ほいでもって ブーンブーンブーン

(ほいでもってブンブン 子供編) 腰がとても痛いから夫のシニアカーを借りて、定期の血液検査を受けに診療所に行く。 シニアカーは電動車椅子の楽ちん系というか、電動自転車より楽であるが、遅い。 時速6キロ。 歩くより早いが自転車より遅い。 まるで三輪車の…

池之端画廊さんの開廊三周年記念展。 ー明治・大正・昭和ー時代を彩った洋画家たち(Ⅲ)

明日から池之端画廊さんの開廊三周年記念展。ー明治・大正・昭和ー時代を彩った洋画家たち(Ⅲ) 往年の巨匠洋画家たちの作品を美術館などから借りて展示。 3月20日まで 藤島武、萬鐵五郎、長谷川利行、なんか凄い名前がズラリと並ぶ。 今週、また私が苦手な人…

谷中2丁目のカフェF9さんでの長谷川利行スケッチブック資料紹介展 

浅草描いた「日本のゴッホ」 画家・長谷川利行 スケッチブック複製紹介 谷中のカフェで展示会:東京新聞 TOKYO Web https://www.tokyo-np.co.jp/amp/article/155019 コロナ禍ですが、谷中2丁目のカフェF9さんのご好意で2月いっぱいの展示予定が3月の未定まで…

今日もイタメシ

ぬこは可愛い。エアコンの下はしっぽちゃんの特等席で、一階のエアコンの下もしっぽちゃんのもの。 出かける準備をしている私に対して書籍流をおこすにゃ的な脅しをかけて、私がとめたので逃げて、窓とカーテンの間に隠れたつもりのねこ。 この窓を開けると…

登久平の金糸雀(カナリア)かも知れない絵があった

東京新聞の長谷川利行のスケッチブック展の記事をご覧になった女性が会場の谷中2丁目のF9に電話をくださり、明治34年生まれの熊谷登久平と同い年のお父様が大事にしてくださった登久平の絵があると教えてくださった。 昭和31年に亡くなられたお父様は戦後も…

夫の友人が撮影した谷中のF9さんの熊谷登久平コーナー

夫の同級生でアニメ制作同人仲間が撮影した『長谷川利行と熊谷登久平幻のスケッチブック展』の熊谷登久平コーナー。 会場のF9さんでは私なりに長谷川利行のコーナーと、谷中モンパルナスの中心となった太平洋美術会のコーナーと熊谷登久平コーナーとやってみ…

1928年 長谷川利行と熊谷登久平

1928年の長谷川利行はカフェ・オリエントを描き、矢野文夫は詩集『鴉片の夜』を上梓し、熊谷登久平は1930年協会と白日会に入選してる。 その1928年のスケッチブックに描かれた絵と詩はキラキラしてる。 https://www.momat.go.jp/ge/wp-content/uploads/sites…

私は俗物なので 美術年鑑に熊谷登久平の名があるとホッとする

今日の谷中のヒマラヤ杉 ここ数年、私は最新の美術年鑑に義父の熊谷登久平の名があるとホッとする。 画家は死後50年前後で消えるか消えないかと何かで読んだか聞いたか、上野の山の文化財研究所の物故者の名簿に名があるかとか、私は今とても気にしている。 …