戦前、谷中清水町にあった白日会で義父たちは集い、浅草生まれ在住の会員、村上鉄太郎氏の家を編集部として文芸冊子を発行していた。
その冊子はなかなか見つからず、探していたがある美術館に寄贈されていたのがわかりコロナが落ち着いたら見せて頂けることになった。
いつ落ち着くんだろうコロナ。
村上鉄太郎画伯は戦前白日会から仲間が次々と脱会していく中でも残り、戦後は白日会を支えて北区の龍野川で事務局もやっておられた。
その死後、ご遺族が作品を台東区に寄贈したとお孫さんからお聞きして、台東区役所に問い合わせたら『池畔雪景』という作品が倉庫にあることがわかった。
春にお孫さんから送って頂いた絵葉書の写メの中に『池畔雪景』があった。
台東区の倉庫に眠っているのはコレだろうか。
第四回日展とある。
日展は文展から帝展となり、戦後日展になったが、日展も色々あって第4回は
『1948年(昭和23年)第4回日展』
『1972年(昭和47年)第4回日展』がある。
↓お孫さんから頂いた絵葉書の写メ。
↓村上鉄太郎画伯が葛飾時代出したかもな葉書。
お孫さんに連絡を取ったところ、娘(お母さま)さんの体調が悪い時に空気が良い葛飾区の青砥辺りに住んだ時期があり、その頃のだと思われるとのこと。
葉書は私所有。
月が出ている。
月は出ているか。