熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

 怖い夢を見た。 第15回白日展 昭和13年 鈴木武久による熊谷登久平評

怒鳴られている夢を見てとても疲れて目覚めた。

今、繊細なことをしていて無骨な私には緊張の積み重ねでもあるので、また失敗することが怖いのだろう。

 

私は99人に褒められても1人に強く否定されたら逃げたくなる病的なまでの怖がり。

なので元上司は過程を物凄く固めると言っていた。

 

その上司の後輩に「高卒には教養(課程)がない。私たちが大学受験や修士論文に努力をしていた期間に子どもを作って遊んでいた」などてんこ盛りに御鞭撻頂いたのは今もトラウマ。彼女の指導教授も上司だった。

私が2人の仕事部屋で彼女を虐めたことになって他の女性たちからもやんわり注意を受けていた数ヶ月間は針の筵だった。そして数年前には彼女の先輩から私が人の研究を盗んだと怒鳴られて。あの時に私が先生に泣き付いたら、私の高名盗み疑惑は払拭されたろうか、先生が中卒だと裏で馬鹿にしていた彼らは表で良いこと言っても心では認めないだろう。あの人たちのはそういう学閥だ。

あの実家が超太いお嬢様は努力の甲斐は出たのだろうか。今も教養を学んでない人がビギナーズラックで業界に入ることを許せないのだろうか。

高卒にできるはずがないとアラフになった今も言っているのだろうか。

師範学校出身の社会の教科書も執筆しておられた元教師、郷土史家を旧制大学出身の学部仲間で「あの人師範だし」と、馬鹿にするの今もやっているのだろうか。師範学校出身者たちを超える実績を出したのだろうか。あれは氷河期の高学歴な若者たちのガス抜きだったのだろうなと今は思う。

マスター、ドクターに進んでも非正規雇用が多いことへのガス抜きだろう。

 

あの時、トイレに駆け込んで吐いたら鮮血で、帰宅後寝込んだら小学1年生の息子と保育園児の娘が薬局に走り、帰りに娘が交通事故に遭った。

あれも良い思い出ではない。

 

 

で、いつ、また電話をとったら怒鳴られるかとビクビクしている。

盗んでいない。と、思うけど、研究職とは私育ちが違うので理解できてない。

 

熊谷登久平についてもたまに御教授御鞭撻を頂戴するので怖い時がある。

一番驚いたのは夫が著作権を相続していないという指摘。

義父が亡くなる前に実家に関しての権利を実弟に譲ったのは確かだが、著作権は別物。

と、学のない私は思うのだけど。

 

今月も夫が公立施設の著作権関係でハンコを求められて使っている。

著作権が死後50年から70年まで伸びて、その70年は義父たちから対象となった。

この20年延期はとても面倒な部分もあり。夫と私が生きている間に資料をまとめておかないとと。

 

 

今日は記念冊子のための画像使用許可を所蔵している美術館などに連絡していた。口頭確認後に文書で申請。

来年は岩手県立美術館でも展示があり、絵は登久平の兄弟が持っていたものが貸し出される。それが冊子に掲載される。が、印刷物への掲載は夫の許可が必要となる。著作権が70年に延びてなければ所有している身内の判断で済んだ。

 

なんかなぁ。

結婚によって親戚なった人を全員把握できないし、夫の嫁としての立場とかよくわからない。

今日も親戚から注意を受けたが難しい。

私は常識を知らないのでよくわからない。

夫の金で色々好きにやっていると夫が気の毒がられているのも、熊谷家のシロアリと言われるのも好きではない。

 

 

昭和13年(1938)37歳

第15回白日会「裸女と果実」「桐の実」「内裏雛」「小野寺総監像」「雪山」「おしどり」

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↑「おしどり」と思われる作品。山形新聞の服部社長のコレクションに含まれており、2022年12月からの山形美術館「服部コレクション」にて展示されていた。撮影ブログ掲載許可有り。

 

 

 

『第15回白日展 鈴木武
熊谷登久平氏の作は場中優れたものとして印
象づけられた。この作家にこれだけの味を持
つてゐたとは知らなかつた、幾分デコラチー
フな些末さは畫面を雑多な感情で分列させて
行く嫌ひがないでもないが、勇敢な直視力に
は惹きつけられる。(美術 13(3) 出版者/美術發行所/出版年月日1938-03)』

 

鈴木武久とはと、調べているが大阪芸大の紀要に出てくるだけだ。

年が明けたら文化財研究所の資料室かな。

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