我が家の近所にお住まいだった戦没画家こ生田目明さんが甥を描いた作品。
関係者の方が今はどこにあるのだろうとおっしゃっていたが、無言館にあることがわかった。

無言館はざっと、展示されているのが130点ほど。収蔵庫にあるものを含めて600点くらいと聞いた。生田目さんの作品は収蔵庫に眠っている。
無言館は慰霊施設でもあるとは思っているが、展示がほぼ固定されており、それを私は残念に思う。
数年前に収蔵庫の作品も含めてデジタル記録の撮影があったそうだが、少しずつ今まで表に出てなかった作品も展示されないだろうか。
生田目明さんの作品は長く谷中清水町の実家にあり、兄弟と甥が守ってきたが家の建て替えにともないどこかに収めたらしいと関係者の方。
甥も今はなく。
甥の妻が「ある日、野見山さんたちが訪ねてこられて」と。



