かつて上野公園の都立美術館で開催されていた美術公募団体の展覧会。
今は殆どが乃木坂の国立新美術館で開かれるようになった。
ここは乃木坂駅直結で便利な美術館だと思うけど、連絡路は開放感を大事にしたため雨が吹き込みやすく、夏は暑い。
今回は義父の熊谷登久平が属していた白日会展もこちらになり、98回展を鑑賞。
義父と同郷で義父と共に旧制一関中学と川端画学校に通った故白石隆一画伯に師事した金野圭介氏の作品も展示されており、金野氏は千厩出身でもあり義父のこともご存じでした。
義父の一関市千厩時代からの縁が白日会に繋がっている嬉しさもありました。
↓金野圭介氏の作品。
白日会でお世話になっている方にケーキセットをご馳走になりました。
かつて府立美術館(東京都立美術館)時代、長谷川利行が昭和4年、熊谷登久平(この時は徳兵衛)が白日賞を受賞した白日展で谷中清水町(現在の池之端)在住だった富田温一郎画伯にご馳走になったと書き残していたことを思い出しました。
不思議な感覚です。
(長谷川利行全文集 五月書房 1981年)
今日の谷中のヒマラヤ杉。