熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

芸術家

メモ 川端画学校 富永勝重 富田里要 の謎 旧制一関中学美術部出身の白石隆一画伯と熊谷登久平

義父熊谷登久平(徳兵衛)の旧制一関中学美術部の後輩で、共に川端画学校に通った白石隆一画伯の展覧会が来年一関市千厩で開催されるそうだ。 残念ながら私が岩手県立美術館に行く日程と重ならないので画伯の作品は県立美術館で見ることになる。 白石画伯は魚…

白日会創立百周年記念展に向けての資料すり合わせなど

2024年3月21日(木)~4月1日(月)白日会創立百周年記念展 国立新美術館 2F (2A・2B・2C・2D)、特別陳列のコーナーに熊谷登久平の『小菅刑務所』が展示される予定。 特別陳列のカタログにも登久平のページがある予定。 我が家にある白日会の資料。 あと私が数…

メモ 棟方志功展に自転車で行ってきた 戦時を生きた画家たち

機械脈91 血中酸素97 実測78 不整脈なし 体温34.6 血圧128-74 三浦坂、モデル坂の紅葉。 東大の銀杏並木も色付いてた。 電車で行くより自転車の方が早く着く国立近代美術館。 棟方志功展。 初期の油絵が一番見たかったので見れて嬉しや。 今年の冬に青森の棟…

だらだらしてます 太平洋美術会にて佐田興三画伯の入学60周年記念展。

太平洋美術会にて佐田興三画伯の入学60周年記念展。 初期から現在までの作品が並んでいました。 私は今はもう失われてしまった浦安の海岸風景に惹かれ、遠浅の海辺に育った明石の海の懐かしさも感じ少し寂しくもなりました。 明石のあの風景も今はない。 駄…

ビバ、気仙沼💓 熊谷登久平の漁撈船 リアス・アーク美術館へ

ワクチン3日目で微熱がありハイです。 腰は相変わらず痛い。 義父の熊谷登久平の漁撈船(描いた当時の題は多分違う)は東日本大震災まで気仙沼図書館に展示されていたが、今は教育委員会の絵を収納するには適さない倉庫に眠る(死蔵への道)。 なので、その倉庫…

谷中清水町在住だった富田温一郎画伯の命日

今日は戦前戦後に義父の熊谷登久平が白日会でお世話になっていた洋画家の富田温一郎画伯の命日。 墓所は谷中霊園の日暮里駅南口から上がりきり右手の甲12地区。 そういえば谷中清水町17番地在住だった円地文子の処女作、短篇戯曲集『惜春』 昭和10年岩波書…

第100回記念 朱葉会展

東京都美術館にて、第100回記念の朱葉会展。展示されている作品はもちろんのこと、回顧展示のコーナー良かった。 朱葉会は1918年(大正7年)10月創立、日本初の女性の為の絵画公募団体。 今回の展示会では、女性史、女性開放運動の開花の一つでもある朱葉会…

『江戸藩邸へようこそ 三河吉田藩「江戸日記」』#谷中の大河内子爵家 #谷中下屋敷跡を訪ねて

楽しみにしていた久住祐一郎氏の新著 『江戸藩邸へようこそ 三河吉田藩「江戸日記」』 本日受け取りました。 https://amzn.to/3r7VqmJ 『大名屋敷の裏側、お見せします!――古文書から読み解く、大名・家臣・家族の暮らし 江戸の町には広大な大名屋敷(江戸藩邸…

ブーンブーンブーン ほいでもって ブーンブーンブーン

(ほいでもってブンブン 子供編) 腰がとても痛いから夫のシニアカーを借りて、定期の血液検査を受けに診療所に行く。 シニアカーは電動車椅子の楽ちん系というか、電動自転車より楽であるが、遅い。 時速6キロ。 歩くより早いが自転車より遅い。 まるで三輪車の…

谷中2丁目のカフェF9さんでの長谷川利行スケッチブック資料紹介展 

浅草描いた「日本のゴッホ」 画家・長谷川利行 スケッチブック複製紹介 谷中のカフェで展示会:東京新聞 TOKYO Web https://www.tokyo-np.co.jp/amp/article/155019 コロナ禍ですが、谷中2丁目のカフェF9さんのご好意で2月いっぱいの展示予定が3月の未定まで…

残雪

朝は寒かった。 義父の金糸雀の写真を眺めていて、なんとなく違う角度の見覚えがあり、記憶を辿るとアトリエでの写真の背景にカナリアの絵があった。 金糸雀は1936年の白日会展に出展した作品なので、この写真は谷中初音町時代のアトリエなのかな。 この年、…

長谷川利行と熊谷登久平 幻のスケッチブック初日

バタバタと決まった長谷川利行と熊谷登久平幻のスケッチブック展。 今日の一時半から始まりました。 会場は谷中2丁目のF9。 火曜日水曜日は休みで密を避けるために来場は一時からでお願いします。 ここのスムージーが夫との初デートの味です。 つか縁が強く…

昔とったなんとやら

私が30年前に調べていたことを必要とされる方がいて、今あるものをお渡しした。 縁とは不思議なものである。 我が家にあった熊谷登久平の宝物の長谷川利行のスケッチブックの複写や関係者の資料展示を新春にやる予定になった。 岩手県の一関で流れてしまった…

今日も寒い 義父の女たち

夫、雨に濡れてしまった。 昨日は義母のことを書いたが、今日は義父を支えた内縁の妻の写真などを少し。 今までも何回か書いたが、義父には支えてくれた内縁の妻がいた。 女性が好きな義父が戦後に義母を山形から連れ帰り、内縁の妻が守っていた屋敷は火宅と…

母方の祖母の恵那市の実家の交流あった人たちのメモ

原田政雄(1908-1988)は伊那市高遠町に生まれ、小学校卒業後、長野県の諏訪にある呉服商で働く。その間美的なものに憧れ、特に着物の柄のデザインなどの収集を始めた。美術好きはさらに高じ、積極的に多くの作家のところに、出入りするようになり、自らも…

上野の山画壇メモ 大山忠作

うちの裏の墓の向こう側のアパートに長く住んでいた。日本画家大山忠作はみかどパンさんの馴染み客でもあった。

上野桜木、拂雲堂浅尾丁策作の額縁 と千厩警察署と熊谷登久平

岩手県立美術館の常設展示室にある義父の熊谷登久平の絵を観て額縁を見た時に、特徴のある金属のネームプレートがあった。 木製の額縁は丁寧に磨かれていて、元は金箔をはっていたように思えた。 これは多分、上野桜木の佛雲堂の浅尾丁策さん製作の額縁だろ…

上野・浅草11」#長谷川利行 と私/#徳山巍

台東区が発行していた地域誌 「上野・浅草11」#長谷川利行 と私/#徳山巍 特集/下町の名人 1976年3月発行 表紙絵/ #望月春江 をヤフオクで落札。前から全文を読みたいと思っていた徳山巍氏の随筆の初出本。 長谷川利行関係の本で徳山巍氏の随筆はたま…

ヤフオクの矢野文夫氏の作品 

義父と旧制中学の同級生だった矢野茫土氏の作品がまたヤフオクに出ている。

池之端画廊 日本画院の 望月春江素描画展

近所の池之端画廊さんで、望月春江素描画展をやっている。 11月15日まで。 望月春江氏は大正8年に東京藝大の日本画科を主席で卒業し、あの帝展、明治末期から昭和戦前期にかけて存在した官設公募美術展で入選特選を重ねていた。 のに、昭和13年に間口狭く権…

ヤフオクに出ている矢野文夫氏の作品 矢野茫土 あと不思議な長谷川利行の作品かもなの

矢野文夫氏の生計は画業からのがメイン的なことをワシオトシヒコ氏が書いていた覚えなんだけど、ヤフオクに出る数の多さで判断しては失礼だけど売れていたんだろうな。http://aicajapan.com/member_n/w/WASHIO_Toshihiko_j.htm

金木犀の頃に生まれた女の子

早世した友人の娘さんが金木犀の咲く頃に生まれたので、そろそろ17歳。 感受性の強い、思春期の私らと似たタイプに育っているから個性をある程度許される時代になったとはいえ大変なこともあるだろう。 彼女に良いことが沢山あるように祈っている。昨日の続…

今日のヤフオクの矢野文夫氏の絵

最近なぜこんなにヤフオクに矢野文夫氏の絵が出るのだろう。 関係者かコレクターが亡くなられたのかな。 義父と交流があった画家さん。 白日会の宮島武夫氏の桜島が出ている。

矢野文夫さんの絵がまたヤフオクに出ている。しかも大作だ。

戦後、義父の熊谷登久平十と長谷川利行への扱いを巡り喧嘩になりわかれた、旧制中学時代の同級生で上京後も親交があった詩人で日本画家の矢野文夫氏の作品が、去年から良くヤフオクに出る。 初夏からは連続で出ている。 ファンか関係者が亡くなられたのだろ…