ワクチン3日目で微熱がありハイです。
腰は相変わらず痛い。
義父の熊谷登久平の漁撈船(描いた当時の題は多分違う)は東日本大震災まで気仙沼図書館に展示されていたが、今は教育委員会の絵を収納するには適さない倉庫に眠る(死蔵への道)。
なので、その倉庫では絵が劣化していく、登久平思い入れの作品がダメになるかもと焦った私はコロナ禍が収まったら見に行く約束を取り付けつつ、どうしようと悩んでいた。
が、先日登久平が描いた風景と似た絵をTwitterにアップしている方がいらして、気仙沼のリアス・アーク美術館の人みたいだしと我が家にある熊谷登久平の気仙沼作品と気仙沼と思われる熊谷登久平展の写真、新聞記事などを添付してリツイートをしたら、次々と気仙沼の方たちがそれらについて立証と補足してくださり情報が増えた。
美術館の人が貴重な資料と言ってくださったのに齧り付いて「いります?」と畳みかけた。
で、我が家にある気仙沼の絵を寄贈する話しをしながら、美術館が収蔵作品にしなかった漁撈船の話しをして、描いた時のことを登久平が綴った文章、そして気仙沼の方が調べてくださった船の資料などを送った。
それと同時に千厩の熊谷登久平の生家、つまり本家の当主に千厩でやる熊谷登久平展で展示できないか、気仙沼から借りてもらえないかとお願いし、今朝気仙沼教育委員会に電話をした。
と、気仙沼の教育委員会の方が昨日リアス・アーク美術館から移管の話しがきて、決まったと。
おとーさん、イケメンのおとーさん、貴方の作品が超久しぶりに公立美術館に入ります。
褒めてください。
修復もしてもらえるし、展示してくださるって。
気仙沼在住の親友の島田さんのご子孫にも見て頂けるかもしれません。
竹輪と笹かまぼこももらえるかもです。
公立美術館は岩手県立美術館、青梅美術館、郵政美術館だけ、青梅と郵政はお蔵入り。展示予定はなし。きちんと管理されてて感謝。
公立美術館に登久平の絵が入ることを願っていた天国のお義母さま、褒めて。
岩手じゃないとか言わないで、気仙沼と千厩、一関、江戸時代なら同じ伊達系なのです。だと思う。
谷中の熊谷家が絶えてもおとーさんの絵と名前が貴方が愛した気仙沼に残ります。
かつて谷中の熊谷家には山のように気仙沼から好物のホヤと竹輪と笹かまぼこが届いていたと聞きます。(松茸と鮎も)
そのホヤが沢山取れる気仙沼です。
私はホヤの下処理ができませんが、義母が山のように捌いていたというホヤの気仙沼です。
めでたい。
天国のおとーさん、イケメンのおとーさん、いつか私にも美味しいホヤを食べさせてください。
(観光で行った松島で生まれて初めて食べたホヤは臭くて不味かった)
夫たちが千厩に遊びに行った時に、「ホヤってこんなに美味いものなんだ」と語彙力無くしガツガツ食べたほどのホヤ。
ほやほや。
住んでいた団地の解体工事。
鬱蒼としていた木々が切られて部屋が丸見えになっている。