コロナ禍ではっきりとは言えませんが、洋画家熊谷登久平生誕120年記念展が登久平の故郷岩手県の千厩で開催される予定になりました。
2021年10月6日から10日まで。
「一関市千厩酒のくら交流施設」の東蔵
熊谷登久平の最後の蒐集家の方から戦前の貴重な作品をお借りできることになりました。
我が家から直接購入してくださった、1929年白日会に出展した『小菅刑務所』、長谷川利行と共に荒川放水路などを歩いていた一番幸せだったと登久平が回想する時代の作品になります。
もう一作、柳屋画廊の熊谷登久平遺作展に出すために林武さんや独立10人の会のメンバーが選んだ戦後の代表作品。
展示されるのは50年ぶりとなります。
唐突ですが私は熊谷家の分家の嫁です。
直系の方々にご挨拶もまともにしないまま突き進んでおり、いいのだろうかと悩みつつやっております。本家分家の序列が厳しかった元武家の母方の親戚が見たら非難轟々な行為をしております。
叔母が存命だったら説教タイムです。
私にとって熊谷登久平の絵は良いもので大好きです。
でもそれを語る教養はありませんから、申し訳ないですが、書き残す能力は微々たるものですがあると思います。
私が書くものに間違いがありましたらご指摘をお願いします。
結構怖がりな私。
去年の義父の熊谷登久平が可愛がっていた本家の英三さんの13回忌に熊谷家関係者さんたちにご挨拶をして、生誕120年に向けてご指導をお願いするつもりでした。
その法事がコロナ禍で流れご挨拶もできず、もう登久平が『ふるさとこいし』とうたった岩手県での展覧会は無理かと嘆いておりました。
そのこいしい故郷の人たちが熊谷登久平展の企画を(コロナ禍でどうなるかわかりませんが)通してくださっただけでもありがたく。
また熊谷本家の英三さんが遺してくださった熊谷美術館を維持してくださったことも感謝しかなく、この展示が叶いいつかは岩手県の美術館で学芸員さんの指導が入る展覧会ができたらと、右往左往していきますのでご指導ご鞭撻をお願いいたしたいなぁ。
義父の生前を知る人たちの聞書、オーラルヒストリーを子を産めないかわりに書籍にしたいなぁ。的な。
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