熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

初版ではないが、悪の華 熊谷登久平と矢野文夫と里見勝蔵

熊谷登久平が出した葉書などを偶にヤフオクに出す方が、義父の一関中学時代の同級生の矢野文夫氏が、義父の恩師の一人である里見勝蔵氏に贈呈した『悪の華』を出しておられたので落札した。
そしたら某凄い冊子を義父が予約して購入した記録のコピーをおまけにつけてくださり、その本は今どこにあるのと開かずの押し入れと天袋の三箇所を絶望的な気分で眺めている。

岩手県は矢野文夫氏を評価していて、一関市に至るとかなりの高評価になっていて、最近出た一関市の文化人の本には矢野氏は載ってて千厩出身の一関の戦後洋画の功績者である白石隆一さんや、中央画壇と呼ばれた世界で中堅だった熊谷登久平のことは一行もない。

里見勝蔵と熊谷登久平の関係は登久平の遺作展で言葉を下さっているから其れを証拠として、矢野文夫氏も里見勝蔵と近しかったと書き残しているが、今回落札した本はその証とならないだろうかとか。

熊谷登久平、長谷川利行、矢野文夫、里見勝蔵の縁の一つにならないだろうかとか。

熊谷登久平、長谷川利行、(銀河鉄道の車掌とも言われていた宮沢賢治研究会初代会長の)佐藤寛が飲んでいた時の長谷川利行のスケッチブック。
佐藤寛、長谷川利行、(長谷川利行と矢野文夫を繋いだ)千葉青花の縁の写真とか。

熊谷登久平の弟の広介さんと宮沢賢治の弟の清六さんは死ぬまで交流があったとかな事実とか。

長谷川利行岩手県出身の石川啄木に憧れていたとか。

松本竣介長谷川利行も交流あったし。

で、熊谷登久平の宝物の長谷川利行のスケッチブック公開と長谷川利行岩手県の人々でやれないかと、すいません登久平も混ぜてください。
的な。




本音は岩手県でうちにある作品も混ぜて熊谷登久平展をやりたくて、なんでも良いから岩手県の人が喜びそうなものはないかとか、数年前から右往左往をして去年雪が解けた頃に岩手県に行き相談をして今年に何処かでとかは無理となり、また私にケチがついたので書籍も私の名前では難しくなり、めちゃくちゃ落ち込んでいる。







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