明日も夫の診察がある。
私も診察があり、体調は万全ではないが夫の方が悪いので不安だらけだ。
不安といえば、先月、唐突に夫が電話で引き受けたらしい私がやるらしい戦時中の資料作成と提出、何を必要とされているのか私はザックリ過ぎて掴めない。
引き受けた夫には悪いがマニアが多いミリタリ系は綿密に調べておかないと僅かな隙でも過去に遡り全部塵芥にされる。
なので嫌だ。
ちょっとB-29について書いたら専門はナントカ先生だから失礼だ的な意見もきたし、あの界隈は昔と違って閉鎖的になってて面倒だ。なんで私が機体番号を調べたやつのこと書いて失礼だと言われるのか訳わかんない。
今、私がやっているのは戦争関係を少しと義父の熊谷登久平の作品と時代背景と長谷川利行のことだけど、これらは先人の資料を調べることでパーツを埋めている。
しかし、私が以前やっていた調査取材方法。
本人から聞き取り、写真を借り、米軍側と日本軍側の資料と擦り合わせるすら人の研究を騙ったと言われるなら、今やっている手法はやってはいけない事なのかも知れないと思うと怖くて進めてない。
熊谷登久平についてはお弟子さんが少し纏めたものと、板橋区と岩手県の元学芸員さんが調べたと思われる資料も使っている。
また登久平の甥の英三氏のやり残しであろうものでもある。
それらを使うのはマスターやドクターの世界では狡い行為なのだろうか。
不安だらけだ。
4月に散々馬鹿記者と言われたが、怒鳴った人の学閥から20代の頃に瓦を2種類見せられてそれの年代を即答できないなどで教養がないのは可哀想だと弄られたりしてしんどかった。
あれは史学の人たちだったが、去年は美学の若い人に教養がないと言われた。
だから夫の顔を潰すことになろうが、嫌だ。
図書館などの資料室がフルオープンしていたとしても数ヶ月かかるし。嫌だ。