熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

ぬるい歴女

熊谷登久平 紀元二千六百年奉祝美術展覧会出品  冷泉流鑑月歌会

熊谷登久平の作品の名前を調べるために、相変わらず右往左往をしている。 で、今日は東京文化財研究所に予約待ちの状態からやっと入れた。 で、義父の資料を出していただいた中に、 『紀元二千六百年奉祝美術展覧会出品 冷泉流鑑月歌会』の彩色絵葉書があっ…

今日も広報活動 ヒマラヤ製菓のヒマラヤ美術館の悲劇と三岸好太郎と節子夫妻

上野の山の美術史を語った後、うちの裏にある東京大空襲の慰霊碑を案内しました。 うちの前にはテレビ局のロケバスが停まっていましたが、ミカドぱんさんの取材みたいです。池之端画廊在廊中に独立美術協会創立メンバーの三岸好太郎と節子さんのお孫さんがお…

B-29の脚

ツイッターで木更津で発見されたB-29の脚のことでリツイートをしたら、相手のファンらしき方からDMで失礼だとご指導頂いた。 ミリタリ界隈で高名な方だそうだ。 今の戦記の世界の序列なんてのは私は知らない。私には理解できない世界だなと感じた。 私が戦争…

赤羽からバスで鳩ヶ谷の川口市立文化センター郷土資料館へ

赤羽駅からバスに乗り駆け込みで川口市立文化財センター郷土資料館の「〝みち”との出会い~赤山街道」へ。 亀有区にあった小菅御殿から足立区の千住宿を経由(旧日光街道)して竹塚(竹ノ塚)にあった増田橋で舎人側に曲がり舎人宿から鳩ヶ谷宿を経由する赤山街…

熊谷登久平が描いた妻の絵 つまり義母

この絵だけタッチが違う。20歳以上下の妻の肖像画で写実的。 多分、妻の若さを描き残したかったのかも知れない。昭和天皇と皇后陛下が展示会場にお出ましになられ、少し傾いていたのを皇后陛下がなおしてくださり、天皇陛下が御言葉をかけてくださったので何…

慶長使節団のサン・ファン号の復元船と那月テツ

親友、文藝春秋で食のライターをやっていて、彼女が書いた牛タンの利久の記事で仙台の利久が全国に知れて今に至る那月テツ。 噂では利久本店の二階にテツの記事が貼られているそうだ。彼女の曾祖母が嫁入りした時は大行列でその時の赤い山門が母方の菩提寺に…

熊谷常正教授の資料

盛岡大学の熊谷常正教授が熊谷登久平のレポートを岩手県立美術館の準備時代に出していたという話を聞いて、読みたいモードに投入している。 が検索しても考古学のしかも東北の石器時代の論文が次々と出てくる。熊谷家の家系図をみていると同姓同名の方がいる…

ヤフオクの長谷川利行?

今ヤフオクに出ている長谷川利行の作品?の説明と略歴がツッコミどころだらけで、戦後も長く生きたとなっている。

勝海舟が熊谷伊助を偲んだ歌碑の市川市行徳の寺の案内板

この日記に何回も書いてるけど、義父の生家の岩手県千厩の商家日野屋出身の熊谷伊助の資料は関東大震災と横浜空襲で焼けてほぼない。 故郷の千厩も大火災があったそうで役所の書類が焼けていて欠けがある。幕末に仙台の商店に修行に出だ時の年齢も14歳と19歳…

熊谷伊助の痕跡 豊川稲荷

愛知県の豊川稲荷に熊谷伊助が結構な額を寄進していたと伝わっていて名が石造物に残っていると古い本にある。 熊谷伊助の直系の片瀬熊谷家から場所について問い合わせがあり、千厩の村上光一さんに電話で確認した。 すると現場に行ったのは千厩の熊谷本家、…

白い彼岸花 勝海舟が熊谷伊助を偲んだ歌碑 祝ガンパレ20周年

谷中の大泉寺さんの白い彼岸花が見頃だ。この彼岸花、例年だと交通安全運動のテントの中から眺めている。 そして春には金嶺寺さんの大島桜と大泉寺の染井吉野と自性院の枝垂れ桜を眺めながら交通安全運動のテントの中にいた。 今年はどちらも中止だけど花は…

豪商 熊谷登久平の生家

義父の生まれ故郷の千厩の歴史的写真を見ると、桑で裕福だった時代の賑わっているのが沢山残っている。 義父の兄弟は、義父の夢の犠牲となり大学に行かせてもらえなかった広介さん以外は大学進学をして、義父の叔父さんや従兄弟たちも東京の大学に進学してい…

熊谷登久平と熊谷伊助の生家の日野屋

かつて岩手県の長者番付一番だったという話もある岩手県の千厩の日野屋。 夫の従兄さんの話では昔は雑誌の主婦之友に全国の長者番付が載り日野屋の当主の名が連続一位の時代があったそうだ。 バックナンバー調べないとなと思いながら、いつって気分でもある…

終戦記念日75

うちの裏の墓地には先の戦争で亡くなった方の墓があちこちにあったけど、建て替えや墓じまいで減ってきた。 3月10日の東京大空襲で壊滅的な被害を受けた現墨田区の江東橋一丁目町会の慰霊碑、夫の記憶にある年代によっては慰霊祭的なことをやっていた時期も…

林房雄の本が読みたい

林房雄、この人は図書館が使えれば調べるの楽だろうと思っていたら、台東区の図書館の棚には気持ちしか並んでいなかった。 全集あると信じていた。 『壮年』 林房雄氏の壮年を論じた本はないだろうか。 どころではなく、『壮年』の初版を読むのも面倒かもし…

校了が近い

編集さんと微調整をやっている。昨日は義父が随筆に書き残している、長谷川利行と歩いた言問通りから隅田川まで行って千住方面を自転車で走ってみた。 寛永寺坂か芋坂から上野の山をおりて、入谷あたりでいっぱい。 多分言問通りを歩き、浅草寺裏を通る。 吾…

千葉県市川市行徳の自性院にある #勝海舟 が、#熊谷伊助 を偲んだ歌碑の案内板

義父の熊谷登久平の実家、岩手県の千厩の豪商日野屋を生家とする熊谷伊助は江戸の蔵前で商人として成功し、勝海舟の友となり、勝海舟日記に何回も出てくる謎の人として忘れられているが、谷中熊谷家(うち)、片瀬熊谷家(伊助の直系/片瀬写真館)、千厩熊谷家(…

昨日入稿をして今日OKもらえました。

久しぶりの署名記事、今まで書いたことがない美術系の雑誌なので専門の人との共著という形での著述業に少し復活です。締め切りが明日で、美学では使わない用語のチェックを入れてもらい、もしも一発でOKが出ない場合はまたチェックの手間をおかけするので早…

雑誌の締切です。

でも買い物行ったり、店番したり。

巣鴨にて、#ゆたか食堂 でランチして、#大空のサムライ #坂井三郎 さんを偲ぶ

色々言う方も多いけど、私個人は坂井三郎さんが好きだよ。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%82%E4%BA%95%E4%B8%89%E9%83%8E友人と巣鴨駅で待ち合わせ、駅近の「ゆたか食堂」さんでランチ、ワンコインランチは消費税込で500円で、お酒を飲めない私たち…

創業150年の谷中霊園の花屋さん(今は営業中です) #花重 閉店してました。残念です。

(このブログを書いた後、しばらくしてから花重さんは復活しています)娘から知らされ夫とともにショックを受ける。 この極近所に義父と長谷川利行の下宿がありました。 義父たち若い画家だけでなく、多くの文化人がここを知っているでありましょう。 山口百恵…

日付が変わっていた。墨田区江東橋一丁目町内の戦災慰霊碑など

台東区谷中4丁目にある墨田区江東橋一丁目の戦災慰霊碑のいわれは、私が調べた範囲だが、商業及び行政の資料の中にはなく、おそらく新聞等にも掲載されていない。 夫の幼馴染の僧侶が卒塔婆の文字で何処の寺が管理するのか推定してくれたおかげで菩提寺もわ…

怪人二十面相は戦前から活躍していた。

私は上野や御徒町や秋葉原で買物をした時は鴎外荘のある坂を登って帰る。 色々と手を出しているが、商業誌に署名記事を持ったのは戦中もので、また賞をもらったのも戦中もの。 なので、今も戦後の記録を色々読んでいる。 ある谷中清水町の方の聞き書きで、や…

探していた東京大空襲の記録本を頂戴した。谷根千のザクロのテイクアウト。

バブル期に東京はバンバン再開発されて、空襲の記憶を残す地蔵や記念碑、戦跡などが消えていく可能性があり、それらを調査している人たちがいた。 私も何回かお会いしているが当時の私は戦後17年後に生まれた20代の若年層。 私は東京大空襲のB-29墜落地点な…

夫結構な怪我

交通事故以後、足腰が不自由になっている夫がコンクリートの上で転倒し結構大変になっている。夫、心臓のサルコイドーシスからどんどん弱っていくようで怖いので、昨日はすがりついて泣いてしまった。 精神的にも肉体的にも夫は疲弊しているのに外ヅラが良く…

夕焼けだんだんの#ザクロ 谷根千 テイクアウト

昨日娘が友人への誕生日祝いを買うというので #ザクロ へ。 日本一ウザい店長のアリさんは買い物に行ってて留守。娘が雑貨を選んでいる間、テイクアウト料理で悩む。 昔、ザクロの斜向かいに夫のお得意様の美味しい寿司屋があって、築地に仕入れに行くための…

美は脊椎にあり―画家・白石隆一の生涯 小池平和 本の森社

著者、小池 平和 美は脊椎にあり―画家・白石隆一の生涯「生命にひそむ美とは?「日本一の魚の画家」といわれた岩手出身の洋画家・白石隆一の美への執念とその生涯を描く。 内容(「MARC」データベースより) 「日本一の魚の画家」といわれた岩手県出身の洋画…

図書館が開いてないから調べるのがマジ手探り過ぎて、心が色々とエラーになる

私は教養がないので、図書館と神保町の古書街を頼らないと何もできない。 エクセルがあれば、完璧な年表を生み出せるという優秀な脳内記録は持ってない。去年、年表で悩んでいた時に兵庫県の女子が通う高校ではトップクラス、そこから首都圏の国立大に受かり…

熊谷伊助 関係の本が出ていたけど、ちゃぶ台返してしまう

#仙台領に生きる郷土の偉人傳 古田義弘著(千厩生まれ仙台在住) 本の森発行 令和2年4月3日初版 112頁の薄い本、800円税別義父の一族の熊谷伊助の項目があり購読。伊助の資料は千厩の村上光一先生の書籍が仙台の図書館にもあり、伊助直系のひ孫の熊谷守美氏の…

ヤフオクに岩手県の千厩の古い地図が出てるが高い

ヤフオクに義父の故郷の千厩の地図が出ている。 義父が千厩の想い出を随筆で連載していた頃の地図で、大店の店主とかが義父の幼馴染たちの時代。 日野屋は義父が逃げたので、イケメンな弟の広助さんが跡取りになっていた。 映画館では義父が売り込んだ映写機…