熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

怪人二十面相は戦前から活躍していた。

私は上野や御徒町秋葉原で買物をした時は鴎外荘のある坂を登って帰る。
色々と手を出しているが、商業誌に署名記事を持ったのは戦中もので、また賞をもらったのも戦中もの。
なので、今も戦後の記録を色々読んでいる。
ある谷中清水町の方の聞き書きで、やっと復員してこの坂を登っていたら旅館の水月が見えて帰ってきたという実感が湧いたという内容があった。
ここは彼の幼少時の探偵ゴッコの舞台だったとか。
旅館の水月、今の鴎外荘。
聞き書きが記録されたのは昭和40年代後半。
その頃は鴎外荘と名乗っていたのかどうかを私は調べてないが、坂を登って見えたお屋敷なのだろう。

怪人二十面相が狙うのは震災被害を受けなかった山の上の上流階級のお屋敷や美術館。
昭和11年から始まったシリーズは戦時に中断し戦後に再開された、戦後の話の中には小林少年が戦災孤児たちと組んで活躍するのもあったうろ覚え。

昭和7年生まれの母も子どもの頃に読み、私も読み、息子も娘も読んだ江戸川乱歩怪人二十面相
息子が学校の図書館で借りて読み、感想を言われて読み直したら、やはり面白かった。
20年以上前の母親としての記憶だ。

今日は娘に頼まれて御徒町多慶屋と吉池をハシゴし買い物。
土日祝の谷中銀座はとても混む。
自粛が終わり今は混んでる。
あの人の壁の中で買い物をするよりは、インバウンドが戻ってきていない上野広小路を自転車で走り御徒町で買い物をする方が蜜していないという悩ましさ。

吉池にタコを買いに行き、うまづらカワハギがあったので喜んで購入した。
多慶屋にはスカルプDとコラボをしたカップ焼きそばが売っていた。

怪しいカップ焼きそばはネタとして購入し、蜜蜜したロド芋さんが出前してくれたので差し入れにした。
女性が来ると思い込んでいたが男性だったので、ハラスメントになったのではと内心ドキドキしている。

マツダロードスターで焼き芋を販売するロド芋。
珍しい形態をしているので散歩中の方が何枚も撮影しておられた。


東京大空襲の記録があるであろう墨田区の会社の社史をお借りした。

同じく東京大空襲の記録が載っている太平洋美術会の150年史をお借りした。

ありがたやありがたや。