コロナ禍がおさまるのを期待して、日本の家で調べられる資料でやってきたけれどダメそう。
せめて親戚や関係者にワクチンが行き渡らないとダメだろう。
東京が調べ物に便利なのは知っているが、岩手県に行かなければ読めない資料もあるわけで、去年は4月から本家に滞在させてもらって聞き取りや義父が描いた場所の確認をするつもりだった。
で、今年も大人の休日切符期間に岩手と山形と宮城に行きたかったがコロナ禍悪化してて閉塞感ちゅう。
私は拘る人なので、自分が計画したとおりに動けないと困る。
明後日はやっと予約がとれた資料室で義父が熊谷徳兵衛だった頃の個展資料を読む予定だが、有りますようにと祈るような気持ち。
あとロベール・ギランが熊谷登久平を評価した文章の一次資料を読みたい。
ロベール・ギランは、二枚舌の知日な平和主義者で戦争中の日本滞在日記を私は楽しく読んだ。
戦時中に逮捕された共産党の人たちが戦後も解放されず収容されているのをスクープし、解放した人でもある。
ゾルゲ事件がらみも謎が多い人で親日家なのかどうかは私にはわからない。知日なのは確かかもだ。
つかその私にとっては不思議な人のままのロベール・ギランが義父を評価したのが結構な驚きであるし、彼の美術評論をまとめて読めるものはないだろうかと思っていたり。
でもそれを調べはじめたら、また沼にはまる。