熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

焼きそば なんとなく昭和11年の岩手日報

 

夫の友人がいらしてたので焼きそばを出す。

塩加減は大丈夫だった。

私の作る料理の塩加減が東京生まれ育ちの夫の好みに合わせていくうちに塩っぱくなっていった。

息子や古くからの友人からは結構言われる。

夫の血圧の問題もあるから、彼にとって塩が薄いけど、私には濃い状態で料理を作っている。

その中途半端な塩加減なので東京生まれ育ちの人に出す時は大丈夫だろうか的な。

鰹節と揉み海苔をかけて出したからか、大丈夫だったようだ。

 

 

今月27日から上野の都立美術館で義父たち日本の若い洋画家たちに影響を与えたアンリ・マティス展が始まる。

「20世紀を代表するフランスの巨匠、アンリ・マティス(1869-1954年)。強烈な色彩によって美術史に大きな影響を与えたフォーヴィスム(野獣派)の中心的な存在として活動したのち、絵画の革新者として、84歳で亡くなるまでの生涯を、感覚に直接訴えかけるような鮮やかな色彩とかたちの探求に捧げました。」

 

義父、昭和11年岩手日報にて

「色彩の上では私は私の感情をもって一番美しいと思う色をつけます。マチスがいうております。」

と、語っている。

 

 

 

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「多分盛岡の人達は私の絵に対し不思議を持つでしょう。しかし親切に見て下さるならば、それはかつて見たことのない新たな感覚であることに気づいてくれると思います。私は自然のもつ形を如何に画布の中にあてはめるかということを心配します。一本の線のつくる画布の左右、上下、その区画にさえ美しい調和がなければなりません。色彩の上では私は私の感情をもって一番美しいと思う色をつけます。(熊谷登久平「出品画について」『岩手日報昭和11年10月16日より抜粋」

 

 

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