熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

夫の介護保険利用のための申請をする 公務員苦手意識が強いので結構しんどかった 金曜日

夫は62歳になったばかりだけど、日々体調が悪くなり、もう歩行困難となっているので区役所に車椅子のことなど相談電話をした。
すると、夫の脊椎管狭窄症は介護保険の対象とのことで、地域包括支援センターに行くようにと助言された。てか地域包括支援センター管轄のことになるので台東区役所は管轄外だそうだ。

谷中の地域包括支援センターは近所ではあるが、私は役所が苦手で一人ではなかなか行けない。先月末の金曜日に怒鳴られてからはよほど勢いがないと家から出られない。
精神的におかしくなっている自覚はあるし、死にたいと思うことも多いので精神科に行きたいが、行けなくなっている。
家庭医すら行けなくなっていて、電話で処方箋をお願いし、今月分は夫が薬局でもらってきてくれたが、来月は車椅子の夫を連れて行くことになるのだろう。
そんな状態なので地域包括支援センターの窓口まで行くのは辛いなと思った。

台東区役所の窓口は杓子定規な対応だったが、地域包括支援センターは今私が人が怖い状態になっていることを話したら書類を届けてくださるとなった。ほっとした。
また来月夫を精密検査に連れて行く時ように車椅子を貸してもらえることになった。
助かった。

私は杓子定規の公務員が苦手だ。
上から目線の抑揚のない話し方をする公務員は物凄く嫌だ。
またたらい回しの経験を母の介護で一番大変な時にしていたので、福祉と介護関係の窓口は大嫌いだ。
母の医療費のために私の息子がバイトを掛け持ちして、高校に行けなくなるぐらい疲れてた時に助けて欲しいと区役所に頼んで水際作戦で辛い思いもしたし、具合が悪くなり嫌な経験もしたので嫌いだ。
複数の嫌な公務員に当たったので、しつこく書くが嫌いだ。
源泉徴収票を失くされたり、銀行の通帳も預けて失くされたこともあるが、彼らは謝らない。認めない。

公務員に真面目な人がいるのは知っているが、今は昔ほど身分が保証されてないと言いつつ無意識に守られている立場が染み付いている人もいる。
しかも給料や賞与、福利厚生の対象比較の民間企業は大手企業だ。
日本人で大手企業に勤められるのは一握りもいない。

彼らは今の日本社会の生存競争の緩やかな勝組なので、本人は大変だと言っていても、周りがみな公務員だから生活苦の感覚が麻痺している人もいる。
日々の米の心配をしている層は目に入らない人もいる。自分たちは試験を受けて公務員になった。努力した結果が公務員である。努力不足の人を馬鹿にする人も多かった。

例えば民間の大企業なら職場の電話を使って第三者に突然怒鳴り続けるなんて許されないだろう。
権利と組合に守られて職を失わない立場だからできることを自覚しているのだろうか。
が私の感覚では職場の電話で数十分一方的に怒鳴るのはダメじゃないかとも思う。
それが許される偉い立場の人である。そこに至る努力の賜物であろう。

私の夫の謝罪電話への折り返しがなかったことを、夫も気に病んでいるが心臓も悪いのだから、そっちはできれば気にしないで欲しい。
どんどん歩けなくなってきてて、仕事も他の自転車屋さんにお願いをした。夫は仕事が好きなので辛そうだ。


と、今日台東区の公務員さんとの電話で疲れたので、色々思う。
今日は金曜日だし。
金曜日はゾッとする。


ヤフオクに出ていた熊谷登久平の家から出たという絵は業者のオークションで入手したそうだ。
誰の手からは追えなかった。

これの前にヤフオクに出た灯台の絵は欲しいという方に差し上げたもの。登久平に絵を習い、その死後は松島正幸画伯に師事した熊谷登久平の次男の寿郎が修復をして、相手に頼まれてサインを入れた絵だった。
その方が亡くなられて経緯を知らない遺族が処分したのだろう。
幸いなことに義父の妹さんの娘さん系が落札された。
最初は私も入札していたが、値上がり諦めたら、最後に親戚が落札してくれた。それを知った時はほっとした。

意地でも落札したのは義父が死ぬまで悔やんでいた騙され、義父が鑑定してない偽物に使われた義父鑑定の長谷川利行作品となっているものだ。
あんなものが『なんでも鑑定団』に出てしまったら、義父は切なかろう。
全部回収はできないが、あれは酷いやり方だ。

そういえば美術館に入っている熊谷登久平の絵にも夫の寿郎が修復した作品がある。
残念ながら交通事故で夫は筆を握れなくなった。
そして損保ジャパンが症状固定を言い張り、それをのんだ後も1円も払われないまま、夫の症状は悪化して行く。






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