義父を知り、空襲を覚えておられる方の所へやっと東北遠征のお土産を持っていけた。
江戸時代の無慈悲な町割りの話や火除け地、不動産の価値を上げるためにやっている人命無視の一見意識高い系や町民地と武士の住む場所とハザードマップの話など。
火消しは家を壊すのが仕事とか木場に預けられいた一式など、一歩間違えば差別と取られかねない地形の話とか関東大震災の火の流れとか、空から降ってくる焼夷弾と、震災による火災の違いとか思いっきり雑談できて楽しかった。
父の生家がある神戸市長田区で見てきた焼け跡や、今回仙台から松島まで見てきた津波の痕跡など、先人が残した記録を無視して住宅地化を許可する行政への不満も吐き出せて楽だった。
今谷根千では藍染川を元に戻そうという話が出ていて、それに対して、こちらの町会は大丈夫な高さに住んでいるけど、元に戻そうとしている川沿いは徳川幕府が武士が住むことを禁じた場所で、最低の格をつけられた岡場所があったとこで察したら良いのに。
人が死んだら不衛生になると知っている幕府が江戸城に近い場所を町民にも使わせないようにしていたのは水が出るからで、上野戦争でも水の中に遺体がグズグズとしていた描写があるのは水はけが悪い場所があったからで、今現在の快適な道は平成になってからやっと治水した所なのに、コンクリートから人へと言うような偉い人には、土木って大事なインフラなのがわからんのですよ。
とか、もうすぐ選挙ですけど、左右どちらも自然災害に備えることとか抜けてて、不安です。
何処に一票いれたら良いのでしょうか?