今、固定資産税や相続税などがネットの旧Twitterで話題となっている。
相続税を払えない遺族が家を手放し、それが外国人などに買われているという。
京都でも老舗などが手放されてマンションやホテルになっているとか。
我が家近隣でも相続税で手放された家はいくつもあり、戸建てだった場所に敷地面積15坪ない数軒の家が建つ。一億円以上で売られている。
次は我が家だと私は戦々恐々としている。
我が家、昔は竹屋敷と呼ばれた東京美術学校長の官舎で、二代目学長の時代に払い下げられ私有地となり、のちに三分の二を新生日本美術院が購入、残りを後に、三代目学長の養子が手放した。
大観さんたちに余力がない時期で、東北電灯の重役の坊ちゃんだった義父が購入した。
庭は日本美術院前の学長官舎時代の形に大観さんも口出しして整えたそうだ。
大観さんはふらりと我が家の敷地に入り縁側で酒を飲み、義父と碁などを。
そのころの記憶がある義兄と義母はいつも酔っていたと。
義父が亡くなり相続税で疲弊した義母は、日本庭園のままだと固定資産税が高く維持ができないとお弟子さんたちの協力で建て直した。建て直すのを義母も含めて関係者は惜しみはしたが、未成年の遺児を育てるために義母は庭にはアパートを建て、本宅も間借りができるよう台所が三ヶ所ある作りにした。
義父の内縁の妻が疎開せず護った屋敷だった。
数年前に絹谷幸二先生が竹屋敷の立派さを話してくださった。
義父が存命の時代に竹屋敷にいらしたことがあり、また独立美術協会の溜まり場だった時代をご存知の方でもあったし近所で火事があったときに駆けつけた画学生でもあった。
亡くなられてしまった。
↓長谷川利行らと、ここを買ったらこんな感じと描いた。













谷中霊園の鬱金桜(浅黄桜)がほぼ満開。
義父と長谷川利行たちが鑑賞した樹ではないだろうけど、二代目歌川広重の「江戸名勝図会」にも描かれていたりする天王寺の銘木。
そして、鬱金桜は上野の山のあちらこちらで咲いていたりする。









