熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

部分カツラ使用してます。

昨日、品川区のシャア・アズナブルさんから虎屋の羊羹が届き、義両親、私の両親共に好物だったので仏壇に供えたあと、勢いよく減っていく。

昨日は阿闍梨餅も頂いてて、店子さんにお裾分けをしたけど虎屋の羊羹は賞味期限も長いし二人で一個ずつ、二個だけ食べて残りは秋ぐらいまではストックしておこうと話していたけど、今日の夜確認すると既に半分になっていた。

夫物心ついた頃から虎屋の羊羹を食べる家庭環境で育っていたので、おおおおお、これが虎屋の羊羹かと感じたこともなく、美味しい羊羹として食べる。

私の母は一生で数回しか食べてないし、父も日立への手伝い出張の時に買ってくるだけだった。

私、上京して虎屋の店を見たときの感動とかさぁ。あちこちのデパートに入ってはいるが、私が買うのは土産物としてて自分たち用ではなかった。

しかも、私、実は小さいサイズとはいえ、小形羊羹一本食べたのは62年生きてて今日が初めて。

シェアしてました。

 

そして、虎屋は特別なのよ。

残念ながら一条にある京都店は行ったことない。

 

虎屋の羊羹は旧日本軍関係者への取材で喜ばれるものだった。片手で食べられるのが出撃前に渡されたとか。あと、チューブ入りのチョコレートとか。赤玉ワインも話しで聞いた。

エンジンの熱で温められる缶詰食とか。

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ヨウカンと言えば先日訃報が流れた白泉社の小長井 信昌編集長が戦死された父の日記や父母が交わした手紙などを編纂した書籍。
『オ父サンノセンサウ: 小長井少佐日中戦争陣中日誌』にヨウカンの話しがあったなとめくる。

ヨウカンをなかなか手に入れられない新聞記者にあげた。

記者が敵中に入り混んでしまった時にそのヨウカンを敵に渡したら命が助かったという話しだった。 

また、海軍系の史実に基づいた小説だったかで、一般兵が士官用の羊羹をつまみ食いして将校から折檻を受けている話しもあったな。

羊羹……

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頭髪が涼しくなったこの数年、昔、橋本病で禿げた頃のカツラは処分していたので、一部ママ友に好評だった小林製薬の部分カツラを探すも生産してなくて、ほぼ同じような部分カツラ『 piera(ピエラ) 部分ウィッグ ダークブラウン』があって購入した。Amazonで送料込み650円。

何が良いかと体調不良で髪を染められない時にも白髪が隠せる。

届いて数日後に東京新聞の下町支局の取材を受けたので着用してお会いして、写真撮影もあった。白髪も頭皮も隠れるので買っててよかった。

 

で、その時の記事が夫の上野中学の同級生のラインで今朝掲載されたと知る。

終戦直後の谷中~千駄木描写 絵画を入手した地元の熊谷さん 展示場所の協力呼びかけ:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/387160

 

『東京都台東区谷中在住の元足立区立郷土博物館調査員の熊谷明子さん(62)が、終戦から2年後に谷中から文京区千駄木にかけての一帯を描いた絵を入手した。80年前の空襲を受けた後の地域の様子を物語る貴重な資料が見つかった。』

 

入手してからあちこち訪ね歩いたりして、もう当時を知る人はほとんどいなくて。

でもこの絵は知られても良いと思うし、展示してもらえないかと台東区の空襲展の関係者に聞いてみたり。でも描かれているのは台東区谷中から見た文京区千駄木だから難しくて。

本当にね80周年で展示できる施設はないかとあちこち問い合わせたけど、文京区ダメで、台東区もダメで。

コツコツと聞取りもして歩いてるけど、当時を知る人はあまりいない。会えたのは学童疎開していた人たちで。

 

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