相変わらず、発作的に飛び降りたくなるような話しがある。もう嫌なのでポックリしたい。ずっと熊谷家のシロアリ、穀潰しと呼ばれているし。でも私がなにをどうしても粗探しは続くのだろう。
育ちが違う。
昨日、那須で買ってきた葉玉ねぎとナメコの味噌汁を使った。豚バラ肉と絹ごし豆腐のサイコロ切りいり。
夫と友人は葉玉ねぎというものを知らなかった。2人ともお手伝いさんがいた東京の家の坊ちゃんだから、間引きされた野菜を目にする機会もなかったのかな的な。青いところも柔らかくて甘味もあり、美味しいので私は好きだ。
夫たちにも受けた。
私は葉玉ねぎを使う餃子も好きだ。
夫葉玉ねぎは大丈夫そうなので、そのうち手に入ったら作りたい。残念ながら谷中ではなかなか手に入らない。
昨日はおにぎりと味噌汁と箸休めを出した。箸休めには沖縄の家庭料理の昆布のイリチー風を。細い昆布と野菜と豚バラを出汁で煮て炒めるものだけど、先日那須のスーパーで手軽な商品を見つけて試してみた。
バラ肉の備蓄が少なかったので味噌汁に使い、イリチーにはごめん鶏皮で代用。
青みには先日頂いたコゴミを使った。
夫たちに好評だし、私は好きなのでたまに出しても良いかな。
この細い昆布がなかなか売ってなくて、以前岩手県の義父の従弟さんから頂いたことがあり、ていうか気仙沼で買ってくださった。
炊き込みに使っても美味しいので探しているがなかなかこの細さのはなくて切らしたままだった。
2日前に葉玉ねぎを買ってきたスーパー ダイユー 那須高原店の近所から見えた那須岳。
これを東側からみたらどうなるのだろう、的な。
このあと雨が降り出し、4号線を北に向かうのはなしに。
青春18きっぷの時期に郡山に行ってから黒田原駅に向かうかな。レンタサイクルとかあると良いな。
新湯爆裂噴火口跡の見え方で場所を探すしかない。気がする。
http://www.nasu-lid.or.jp/area/map/
(表紙のことば)
熊谷登久平
那須岳
山に入るもの山を見ずという諺がある。
那須岳が好きで、那須温泉 那須野が原に、何度足をはこんだことであろう。
冬は、夏は、秋は、春は、しかし、那須岳は、近かすぎて絵にならない。 まことに諺のいふとうりだ。それで何処から那須が描けるかと、目を皿に
して探してきた。
東北本線が、郡山駅をでるとまもなく、左側遠く
那須連峰が、見へはじめる。
そして白河では汽車の左側にみへた那須は右側に、そびへたつ。
とりわけ黒田原駅近くの那須連峰の眺めは美しい。十月の末から三月末の夕方が、なんともいくない光彩をなげかける。
私は陸中の生国を訪ねた帰りは、ここを、夕方通る、列車を選んで、乗る。
空にあらわれた雲が、ちぎれ、とぶ 。
淡黄色から黄金色に、そして朱に、赤に紫に、かわってゆく雲、那須岳は、魔神のように色をかへる。
そして噴煙もまた。
熊谷登久平画伯は、明治三四年生 岩手県
出身 独立美術協会会員、川端画学校修
藤島武二氏に師事、旧文展無審査、
著書に「登久平 絵と文」 「陸中童暦」など。
(現住所 東京都台東区谷中上三崎南町五一)
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