房総ゆかりの作家たち 特集展示:無縁寺心澄
2023年3月4日[土] – 3月24日[金]
千葉市美術館に行き、義父の熊谷登久平の画仲間、無縁寺心澄画伯の作品を鑑賞。
同世代の学芸員♂さんと資料と情報交換。
村上鉄太郎画伯の遺族が持っておられる資料を元にした情報と、熊谷登久平の遺族が守ってきた資料に無縁寺画伯の遺品の中から抜けていたものが見つかり、また私が探していた資料が無縁寺画伯の遺品の中にありパズルのパーツがまた一つ。
学芸員さん私の名刺にJUNEとあるのを「懐かしい」とおっしゃる。耽美雑誌ですよJUNE。
「はじめはJUNでしたよね」
げっよく知ってる。
「アウトとかの世代ですよね」
あ、
で、OUTやよこじゅんから早川文庫版の「大宇宙の魔女」などに飛びながら川端画学校の資料の場所など真面目な数時間でした。
千葉市美術館は無縁寺画伯の作品を千葉空襲で徹底的に破壊された古き良き千葉市の風景をしのぶよすがとしてかなり評価しておられる。
熊谷登久平が描いた気仙沼の風景画を気仙沼の学芸員さんが民俗学的な資料として評価したのと似ている。かな。
会場となっている千葉市美術館は空襲で焼け野原となった千葉市中心部で焼け残った三菱銀行千葉支店を保存しつつ建っていて、それはそれで面白かった。
↓千葉市立郷土博物館こと千葉城。結構皮肉られていたりするなんちゃって城。
小牧山の小牧城が建設されていく過程が見える空気の良い小牧市の田舎で育った私は千葉城を笑えない。岐阜城も🏯