熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

池袋モンパルナス

https://san-tatsu.jp/articles/28373/

散歩の達人に池袋モンパルナスの記事が載っているそうなので購読しようか悩み中。
池袋モンパルナスは池袋の西側にあった画家たちの街。
浦和画家と呼ばれた埼玉県浦和や新宿の荻窪辺り、他、画家たちは結構集まって住んでいた。
池袋モンパルナスは家賃の安い画家向けの賃貸を絵に理解のある大家さんが建てたアトリエ村的な感じかな。

宇佐美承氏の池袋モンパルナスという本に詳しく書かれている。
この宇佐美氏の奥様は猫男爵南朝華族新田家の令嬢で、そちらの方が私としては読みたいなと思ったり。

以下、モブコンプレックス発動で。
あちこちの美術館に義父の洋画家、熊谷登久平のことで問い合わせると、あとから担当がかけ直すとなり、そのまま放置されたり繋がっても学芸員さんが(仕方ないけど熊谷登久平)を知らないことが多く。
池袋モンパルナスで頑張っている豊島区の歴史資料室でも、もちろん相手にしてもらえなかった。
私が戦犯関係を調べているときは豊島区の学芸員さんに相手にしてもらえて情報交換もできたのだけど、美術方面はダメでした。

長谷川利行のスケッチブックと思われるものがあると連絡して、23区内の長谷川利行ゆかりの地の美術館はどこも相手にしてくれず我泣き濡れて古巣の足立区立郷土博物館にお願いしたぐらい難しかった。
まず、熊谷登久平が知られてないから贋作を疑われるのかなと。

岐阜県の多治見市で画家をやっている母の従兄から教わった画廊は熊谷登久平を知ってたし、うちからでたのなら本物だから買うと言ってくれたけど長谷川利行のスケッチブックがバラバラになって個人所有になるのは私的には嫌。

去年令和になると思って少し切れてスケッチブックの中身をあちこちに出したりして、あと長谷川利行のことを調べている方に助けてもらって、やっと原田光先生に長谷川利行のだと確認して頂けた。
本物と思い、寄贈を申し入れても、あちこちにタダでもいらないと言われるわ持ってこられても困ると言われるわ。
モブの悲しみ凄く味わった。

長谷川利行のスケッチブックには多くの情報があり、浅草讃歌もあったのと、ずっと谷中のこの家にあったし、義父が谷中を愛していたので最初は台東区に連絡したんだよね。
もちろん寄付は受け付けてないと断られた。

あちこちメールをして、返信はなく。
マジでモブの私がどんなに訴えてもダメなのよ。

あと、毎度だけど忘れられた画家の熊谷登久平は残念だ。