熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

白日会と熊谷登久平 チビちゃんへの花

上野の森動物病院から先日死んだチビちゃんへの花が届いた。
いつもはお付き合いがある花屋さんのアレンジメントなのに今回は千葉の業者さんから黒猫ヤマトで届いた。
花屋さんが忙しいからなら良いのだけど。



大正時代から続いついる白日会の入賞報告がツイッターにあがっている。
実は義父の熊谷登久平も白日会会員の時期がある。
しかも中澤弘光先生によくして頂いて、渡仏留学予定の時には紹介状も書いてもらい、励ます会まで開いてもらっていた。
その時の生資料も足立区立郷土博物館に預けてあるけど、カンパまでもらってて義父はまた具合を壊して渡航許可が出なくてパリへの夢が終わったようだ。

白日会は新しい会で、白日会で入賞をしても義父を勘当した実家の父の怒りは解けず、勘当が解かれるのには二科展で入賞をしてからになる。

中澤弘光先生からの手紙も残っていて、こんなに良くしてもらい、白日会でも良い場所を得ていたのに独立美術協会にも義父は作品を出し続けた。

そして、独立美術協会の会員になると同時に白日会を抜けている。

白日会時代の写真も我が家には残っているので、抜けた人の遺族だし少し躊躇もあったけど白日会に戦前の資料が少しあると連絡をした。
山形にいた白日会のお弟子さんの新聞記事も残っている。
役に立つと良いのだけど。


今日の上野公園の桜とか見てきた。
少し人が増えた気がする。