熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

ゴジラの日

今日はゴジラの日だとのこと。

『11月3日は1954年の同日に第1作が公開されたことから“ゴジラの日”に認定されている』

私が義父の生誕120周年展などでお世話になっている池之端画廊の住所、かつては谷中清水町で今は池之端4丁目となっている。

谷中清水町は大河内子爵邸があったところで、ここで初代ゴジラのヒロイン山根恵美子役の河内桃子さんが育った場所で、江戸時代は松平伊豆守の下屋敷であった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E5%86%85%E6%B0%8F

 

(三河吉田(豊橋市)藩主松平伊豆守家の下屋敷。松平姓から復姓したのち子爵家となった大河内邸の一角。池之端画廊は大河内正敏子爵から日本画家望月春江が譲られた土地、春江の娘の日本画家美江が洋画家鈴木千久馬の息子と婚姻したときに家を建てた場所)

 

その縁もあり、池之端画廊で近隣の画家たちの作品の展示会をやるときには大河内家の画家、 大河内信敬画伯(おおこうち のぶひろ/地元ではシンケイさんとの愛称もある。大河内正敏の次男。母は大河内信古の娘・一子。号は清水丁三)

や大河内信秀画伯(五男)の作品を展示しています。

で、先日の展示会では信秀画伯の作品を展示して大河内子爵邸の説明もしたのですが、大河内家の説明のつかみに普段は初代ゴジラのヒロインの河内桃子さんが、大河内子爵の孫で今は上野高校の第二グランドになっている本邸で育ったとか話すも、初代ゴジラを観たことがない方で………

リケンのワカメちゃん、割烹着の小保方さん、サイクロトロン仁科芳雄博士とか、明治天皇の膝上とかで大河内家関係の説明をした。

 

昭和は遠くなりにけり……

 

この元ネタの中村草田男「降る雪や明治は遠くなりにけり」が詠まれたのが 昭和6年(1931年)。

明治元年が1868年で、中村の生年が明治34年(1901年)。あ、義父の熊谷登久平と同い年だ。

彼が大学生時代に通っていた小学校に立ち寄り、児童たちの様子を見て20年ほど前の着物も多かった自分たちの時代を思ったらしい。

 

で、今昭和が終わってから34年かな。

今年は昭和100年、戦後80年、初代ゴジラ上映から71年……

 

なお、河内桃子さんは 平成7年(1995年)に公開された『ゴジラvsデストロイア』(ゴジラたいデストロイア)に再び山根恵美子役で出演しておられる。あ、30年前だ。

 

 

 

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