熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

夫と東映ミュージックスクール

昔、アニメーションの大ブームがあった頃。

アニメ雑誌が次々と誕生し、公式ファンクラブがグッズを販売していた時代があり、アニメソングのレコードも売れまくりな時代に東映が新宿にミュージックスクールを開校した。

開校の広告は新聞に載り、それを見て応募したのは数多の若者たち。銀座で何回かに分けてオーディションをし少数が合格した。

その中に夫がいた。

元お屋敷の坊ちゃんだった夫は物心ついた時にはピアノの家庭教師もついており、7歳上の義兄はフルートとピアノと声楽をやっていた家庭環境だったからか夫は凄く歌がうまい。めちゃうまい。

で、合格して週に一回のレッスンを新宿で受けていたが、ある日突然東映の方針転換で解散になった。

アニメ歌手ではなく、普通の人気歌手がアニメの主題歌を歌う時代がきていた。

夫たちには日本コロンビアに移籍する話も出たが夫は行かず、後に代々木アニメーションから講師にならないかと連絡もあったそうだ。

 

以前、東映ミュージックスクールのことを東映に問い合わせたが資料は失われていて、詳細はわからず、存在したのかも不明であった。

 

少数精鋭の育成との形だったので、所属した人数は少なくメンバーは還暦前後であろう。

その中に夫が居たのは確かである。

 

レッスンに通うときにつける長靴を履いた猫のバッチはスクール生用の配色で、これを見せれば東映の映画が無料だったと夫はいう。

ファンクラブ用のもあったっけ?

 

 

 

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ガリ版の時代の配布物

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夫がライカのズミルッス35ミリf1,4で撮ったヒマラヤ杉

 

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