熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

昔、川端康成が住んでいたあたりに紫陽花が見事な一軒家があり、紫陽花の時期に門越しに眺めるのが楽しみだったが空き家となり取り壊された。
そこから来たのは鼠が天井裏を走るようになり、それを追ってハクビシンも天井裏を走るようになり凄い音と鼠の断末魔が残暑から秋まで続いていた。
鼠の音がしなくなり大工さんにハクビシンの出入り口を塞いでもらった。
で、また鼠が天井裏を走るようになり、私の書庫と書斎化している仏間が荒らされていた。
読み終わって今後も使う予定の資料や義父の遺品が齧られていた。

先月岩手に資料を持っていくときには被害がなかったのにと。
資料があるから猫を入れてなかった。
猫がウロウロしている部屋は被害がない。

戦前の美術雑誌がノリなのか喰われている。
1930年代の図録も喰われた。
上京する前、古い木造に住んでいて鼠も出たが蛇も出て飼い猫は蛇と鼠を狩り見せにくる日常だった。

本や資料が喰われて鼠の糞が散らばっているのは結構辛い。



前は近所のお寺さんのリフォームの時に出たけどなんとかなったが、今回はキツイな。