熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

頭が痛い

物理的に頭が痛い。

めまいも酷い。

低気圧のせいか。

 

気仙沼のリアス・アーク美術館で修復して頂いている熊谷登久平の漁撈船。(海)

義父の思い入れが強い作品。

 

ドンドン綺麗になってきて嬉しくて仕方ない。

で涙腺がゆるくなっている。

良い絵だし、震災で落ちても生き残ってくれた。

運が良い。

本当に運が良い。

 

とてもありがたい。

 

写真はリアス・アーク美術館に移管された後の報告を頂いた時のと、館長さんがTwitterに上げてくださっている修復過程のものからのスクリーンショット

口頭で使うことをお願いしております。

 

燻んだ作品がシャープな作品に返っていく過程も嬉しく。

また義父のこの色使い、私はともかく夫も知らず。

稚拙な画家と評されることもある義父の挑戦も夫と私は感じています。

二科、昭和4年の写実的な「気仙沼風景」と幻想的でもある野獣派な「赤松と水車小車」を出品入選、翌5年には野獣派的な「落日」と、行方不明な「海」が入選。

この海がしつこいけど今回修復して頂いている「漁撈船」だと私は思う。

この技巧が違う絵を出品するのも義父にはあることで、藤島武二に学んだ矜持と萬鐵五郎に憧れた岩手の少年が同居していると私は思っている。

(個人の感想です)

(海の根拠は使っているサインが二科用と私が勝手に決めつけているものだということと、大気新聞の社長が随筆で二科のものと書いているから。あと漁撈船という題、義父がつけるタイプではない。個人の感想です)

 

https://twitter.com/riariariabi/status/1565627239005589504?s=12&t=EopOG-LLFJ6EfpSczdtI8g

 

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