午前は体温が34度台だったので呂律がラリルレロと発音できない感じで頭痛もあり洗い物をしようとして炊飯器を落としたり散々だった。
午後3時過ぎに動ける体温になったのでチャリで夫のお使いに行くついでに旧古河庭園にて薔薇を鑑賞。
春も含めてここ数年で一番綺麗に薔薇が咲いている気がする。
雨であせたり、日光で焼けたりしてない薔薇たちだった。
なんとなく萩尾望都先生のポーの一族のポーの村な気分になれる。
不老不死のバンパイアたちが暮らすポーの村には薔薇が咲き続け、住民たちは薔薇のスープや薔薇のお茶などをとりながら生活している。
私が初めて読んだのは9歳だったが、今では59代後半だ。
でも薔薇の中で食べる薔薇のアイスやバラの紅茶にいまでもときめく。心はエドガーに憧れたあの頃にかえれる。
そういえば、『ベルサイユのばら』のオスカルが薔薇の花びらを食べているシーンに彼女に恋しているジェローデルが出る。
そのジェローデルはフランス革命後にポーの村の住民となったとか。
ポーの村の入り口はうつろうので、もしかしたら旧古河庭園にもひらくかもしれない。
などと思えるぐらい今日の薔薇はよかった。
(私はジェローデルの声が塩沢兼人さんだと思い込んでいた。違った。なんという勘違いを長年続けていたのだろう)
(知人がベルサイユのばらとポーの一族のコラボでとやかく言っていたが、時系列とか無粋に考察する気は私にはない。
それ言ったら木原敏江先生の『銀河荘なの』にエドガーがゲスト出演したり、萩尾望都先生のモトちゃんに出たエドガーもキャラ崩壊になる)