愛知県の豊川稲荷に熊谷伊助が結構な額を寄進していたと伝わっていて名が石造物に残っていると古い本にある。
熊谷伊助の直系の片瀬熊谷家から場所について問い合わせがあり、千厩の村上光一さんに電話で確認した。
すると現場に行ったのは千厩の熊谷本家、日野屋の熊谷英三さんと奥さんの充子さんだとか。そして、熊谷伊助の名があったとか。
残念ながら義父が可愛がっていた英三さんは十三年前に突然亡くなられていて直接確認はできない。
でも、今もお元気な奥様におたずねしたところ「二人で境内を探してなかったから最初から見直そうとして、入口近くに熊谷伊助のがあったのよ」とのこと。
先月から私と片瀬熊谷家当主と英三さんの長女で豊川稲荷に確認に行こうって話になっているが場所わかって良かった。
英三夫妻偉い。
近所の法蔵院さんの銀木犀も咲いていた。金木犀と並んでいる。
あちこちで金木犀が咲いている。
山岡鉄舟が開基し、三遊亭圓生の幽霊画コレクションで有名な谷中の全生庵。
鐘撞堂には金木犀の生垣がある。
中曽根康弘氏や安倍晋三氏が座禅に通ったという伝承もある。
ここの並びの寺の奥には銀木犀が咲く。
谷中の紫陽花寺とも言われている長久院さんは四季折々の花それぞれ見頃がある。
山門前の金木犀が満開だ。
境内では白い萩が咲き、蜜蜂が舞っていた。
私は金木犀の香りが好きで、花を集めてポプリにしたりを記憶にある限りずっとやってきたが香りの保全は叶わず。
40年以上昔のピコレットとかいうトイレの消臭剤にキンモクセイの香りがあって、それを部屋に吊るしていたら漫研の友人が他の漫研、しかもZOOで話題にしてくれて恥ずかしかった。
上京して中国のお酒に金木犀のがあると知ったけど、中秋の金木犀の香りには届かない。
でもその酒は甘くて結構好きで、最後に飲んだのは明智抄さんたちと熱海で合宿をした時になる。
もう20年以上昔の話だ。
軟便なので上野の森動物病院へ行き借りてきた猫のように大人しくしていた。
あ
あ
友人と待ち合わせて国立西洋美術館のロンドンナショナルギャラリー展と常設展へ。
ゴッホのひまわりのサイン入りバージョン🌻を初めて生で観た。
花瓶にサインが入っている。
ロンドンナショナルギャラリー展はコロナ禍で会期がのびたが、私の精神的不調で行くのがのびのびになっていた。
私の体調をみながら一緒に行ってくれた友人に感謝。
国立西洋美術館は地方の高校生時代にめちゃくちゃ憧れていた美術館の一つ。
常設で松下コレクションを観られる西洋美術館。
カハクとトーハクと上野動物園と帝国図書館のある山に住んでる幸せ。
西洋美術館で常設展を観賞後、友人は銀座線、私は自転車で浅草に向かった。
私の方が早く着いた。
「尾張屋」さんの期間限定の松茸そばを食した。
旨し(^｡^)
浅草で蕎麦を食べるときは尾張屋さんか十和田さん。
尾張屋さんの海老天を子どもが好きで、私は身を子どもに分けて尻尾ばかりを食べていたので、我が子は長らく私は尾張屋の海老天の尻尾が好きなんだと思い込んでいた。
尻尾も美味しいけどね。
