熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

ヤフオクの矢野文夫氏

ヤフオクに、熊谷登久平の旧制一関中学の同級生の矢野文夫氏こと矢野茫土氏の作品が出ている。
明治34年、1901年に一関の旧藩士の家の子として小田原市に生まれ、6歳で東京の麻布に移り、麻布小学校から旧制麻布中学に通い、2年後に岩手県の旧制一関中学に転校し、登久平と同級に。
矢野氏が麻布のどの辺で育ったのかの資料は見当たらないが、旧制中学に進学できるのはそれなりの場所で低い下町ではなかろう。
そこから栄えていたとはいえ、地方の城下町?に引っ越し岩手県南半分から生徒が集まる旧制一関中学への転校は戸惑いもあっだろうな。
下宿人を置けるような大きな家で小作人もいたと矢野氏は書き残している。
6歳から麻布で育った矢野氏は登久平たちからしら眩しかったかもなと思ったり。

中学卒業後サクッと早稲田に進学するのだから矢野氏も坊ちゃんだろう。

矢野氏の画家としての評価は、登久平より高く一関市にはコレクションもある。
複雑な思いで矢野氏讃歌を眺めています。



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