熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

足立区北千住の懐かしの居酒屋 #北千両 で、呑んで食べて2500円で釣り

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足立区北千住駅徒歩数分の居酒屋、北千両で食べてきました。

三十数年前までは居酒屋チェーン養老乃瀧

その店の店主が、うちの隣のご夫婦に惚れ込んで後を頼んだのが #北千両 の始まりでした。

 

まだ若いご夫婦で、男の子が三人いて、私の弟と年が近かったので仲良くなり、奥さんと私は醤油と味噌をやり取りしてました。

 

その夫婦がオリジナルの仕入れでメニューも工夫した店は流行りました。

なので信用もできて家を買えて、団地に住んでいた団塊世代の中でバブル前に郊外脱出をした家族でもあります。

まだ舎人は田園地帯で売りはほとんどなく、夫妻が買ったのは東京寄りの埼玉の駅徒歩圏でした。

 

その後、家を買い団地を脱出した人たちの住所はだんだんと東京から遠くなり、武蔵野線の外、野田線の外と新興住宅地は広がっていきました。

バブル最高の頃は野田線の駅からバスや、栃木や茨城に家を買って引っ越して行く人たちがいましたよ。

 

など、団塊世代が団地にたくさん住んでいて、団塊ジュニアの元気な声が溢れていたころ小学生だった男の子が今の店主です。

団地内の各棟に野球チームがあったのが懐かしい。

 

お綺麗な隣の奥さんに会えるかなと、思っていたら、ご主人が亡くなり、長男さんが後を継いだので今はご自宅で休んでおられるとか。

 

三人兄弟のうち結婚しているのは長男の店主さんだけと聞き、未婚が多いと言われる団塊ジュニアの今を感じました。

 

小学生だった長男店主、お父さんにそっくりに育っています。

トントントンと包丁の音も軽やかです。

お子さんは大学生だとのこと。

奥さんと二人で店を経営しています。

家族経営の居酒屋さんで、居心地がよく、常連さんで店は埋まりました。

若いグループから免許返上を語り合う初老の方まで年齢層が広いです。

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軟骨の唐揚げ、香ばしく美味しゅうございます。

480円だったか460円だったか。

酔いました。
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安いです。
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ナスの揚げたの、370円。

美味しくて二皿頼みました。


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この通りには昔は古本屋さんが一軒あり、空襲関係の本を市で見つけると仕入れる女性が店主で、地域史の本も揃っていましたよ。

あと当時は珍しい沖縄料理の店もありましたが、今はチェーン店が増えてます。
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店で仕込んでる焼き串。
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もずく酢うまし。
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空いてる時間に入り、店主さんと懐かしい雑談をしていましたが、この後すぐに満席になりました。

常連さんが頼む品に自家製ポテトサラダと自家製鳥ハムがありましが、お腹いっぱいで次の機会に。

結構食べて呑んだのですが、2500円でお釣りがきました。

ご馳走さまです。

うちのマイコンで遊んでいたプログラム少年が大学生の親で居酒屋の店主さん。

私も孫がいるし、時は流れましたが、先代の家庭的な店の雰囲気は変わりませんでした。

また宜しくです。