今年も谷中空襲を語る会は中止。
義父が爆音に驚き、我が家の壁に墓石などが飛んできたのは3月4日。
電線にかかる遺体を見た義父は戦前から通っていた山形へ向かい落ち着く。
谷中の空襲については森まゆみさんたちの谷根千にかなり載っている。
http://www.yanesen.net/search/?s=%E7%A9%BA%E8%A5%B2&x=57&y=10
谷中空襲を語る会、以前夫が私が出版企画をし、仲間と泣きながら翻訳出版をした『B-29操縦マニュアル』を持って参加をしている。
米軍と日本軍の違いが嫌になるほどわかる書籍だと自負している。
B-29の開発技術のおかげで私たちは快適な空の旅を経験できている。
人を効率的に殺す兵器を作る国が、自国民の搭乗員の生還の為に技術と資源をつぎ込んで開発したB-29。
母が墜落したB-29の搭乗員が非戦闘である住民たちに殺された話しを「ざまぁ」的に語ったことへの私の中の違和感。
なども私が一時期B-29にのめり込んだ一因だろうな。
戦争は技術者に多くを求め、役に立つ技術は大量生産される。ペニシリンとか。
その恩恵を受けて生きてきたし、技術の革新とか科学の飛躍とかの言葉が好きだし、筑波の科学万博(国際科学技術博覧会)も楽しかった。
ご近所の科学博覧会も大好きだ。もちろん戦争技術も科学遺産として展示されている。
その技術の結晶が好きだが、戦争が好きなわけではない。
戦争なんかない方が良い。
です。
腰痛耐えがたし。
明日、コロナのワクチン3回目。