熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

千厩の絹織物

夫と義父が美しいと言っていた千厩の絹と織物を見たいねと話していて、昭和50年代にその絹が復活していた事を知ったが業者さんの通販サイトがエラーになる。
で、メルカリで見つけたので、しかも名刺入れとストール、今は製作されてない商品だ。
一つは岩手県の人が出していて、一つは他県の方。
おかげさまで実物を見ることが出来たし触れられた。
一つは藍染めだろう。
一つは紅花だろうか。

夫と、これが義父が見て育った絹織物だねと話して仏壇に供えた。

熊谷登久平の生家、千厩の日野屋出身の熊谷伊助は江戸で財を為して横浜開港に尽力をした。
その伊助が江戸から飛脚?を飛ばして、絹相場などを日野屋に知らせ、出荷する先などを調整し、それで日野屋は栄えた。
その絹だよ。

ストールは柔らかく、キラキラしてる。
名刺入れはしっかりと織られている。もちろん絹の艶がある。

良い。

先週体調を壊してから一歩も敷地内から出てない。出られないし、眩暈と過呼吸に襲われる。
店の電話にも出られない。

料理は3日前から作れるようになった。
ただ、鹿肉と牛すじのハヤシライス。
冷凍保存をしている七面鳥のロースト、炊き込みの元を使った炊き込みご飯。
冷凍保存をしていたハンバーグとミンチを使ったスパゲッティミートソース。(この余りをハヤシに入れた)

コンロのタイマーと、優秀な炊飯器と、圧力鍋と備蓄で作れる夫の好物を続けて出して手抜きを誤魔化した。

で、冷凍保存をしていたキノコやハーブはもうない。
夫の幼馴染から頂いた鹿肉はあと一回分。
(フードロス)の鴨肉が少し。
豚肉はまだあるが、野菜がない。卵も終わる。
玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモの備蓄と、干した牛蒡はあるが、一週間買い物をしていないので、賄いメシ的な、缶詰に手を出すことになるとは思う。


夫も今は具合が悪く、御用聞きや商店のおまかせがあった頃を懐かしんでいる。


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