熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

寒い日の日常 ヒマラヤ杉と猫と人と

母の歳上の友人の義息子さんが亡くなられたので手を合わせに昨日お邪魔した。

信州から家族4人で満洲の北へ移住し、ソ連侵攻時に父親は射殺され、南下するも母親は子を優先し栄養失調死。この時12歳。
幼い弟は中国人に欲しいと交渉されるが渡さず共に帰国し夜学へ、そして勉強ができる自衛隊へ。

 

出身地が寒いから北に入植することになり、気がついたらソ連軍が押し寄せ。

信州は教育県で跡取りは高等教育を受けられる、それ以外は労働者として家を支えなければならないと、子に教育を受けさせられると開拓団の数合わせに入り海を渡り働き家族の目の前で射殺された父親。

 

12歳でも頑張って帰国でき、弟さんも連れて帰れたのは良かったですねと、仏壇で手を合わせた。

結婚してお子さんにも恵まれて孫もいる。

仲の良いご夫婦でありご家族だった。

 

奥様は一人暮らしになったが元気でいてほしい。

 

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↓窓からヒマラヤ杉を見ている猫。

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↓ヒマラヤ杉のみかどパンさんが可愛がっていた地域猫のラブちゃんは今日も我が家の中庭にて餌をねだる。


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↓不思議な夕焼けだった。
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