熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

ヤフオクに熊谷登久平が鑑定している長谷川利行の…

熊谷登久平は長谷川利行の鑑定もやってますが、一度紙を渡されてそれにサインをして贋作に貼られたことがあります。 
それ以降は作品の裏に直接書くようになったとのこと。
この字は熊谷登久平のものに似てますが、どれを鑑定したかの記録は今は義父のエッセイで読み取るしかないんですよね。
長谷川利行と義父の不遇時代に世話になった彩美堂が戦後贋作騒動に巻き込まれ、その経緯と自分の部屋で利行が描いたものや三河島で一緒に鑑賞したサーカスへの懐かしさなど語り、失った恋人との日々のような。
が、矢野文夫さんは自分と利行は同性愛的な関係と書き残していて、熊谷登久平の旧制中学の同級生だった矢野文夫と、2人より歳上の長谷川利行の不思議な関係があるのよね。

長谷川利行が熊谷登久平に対して惚れていると書いたのも残っているし、タラしかもと思うこともある。義父と矢野さんより歳下の画学生たちにも長谷川利行は慕われていたし。





















https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/o383327979