最近、義父の旧制一関中学の同級生で元友人だった矢野文夫氏の作品がちょいちょいヤフオクに出る。
義父とは長谷川利行のことで戦後しばらくして絶交したそうだ。
一関市は矢野氏を高く評価してて、遺族からの寄付を受け入れコレクションがある。
熊谷登久平の遺族が寄贈した作品は結構悲しいことになっている。
今ヤフオクに出ている矢野文夫氏の作品は数点。
舞妓の絵は代表作に似たようなのがあった気がする。
戦後、三越で個展を何回も開くなど勢いがあった矢野さんと、絶交する義父も強いなと思いもする。
義父は親友の長谷川利行の命を縮めた評論や画商に左右されたくないという人となり、画壇にいつつも企業に勤めていた。
重役なので重役出勤してたみたいだけど。
長谷川利行さんの絵は売れる。
以前出た義父が鑑定したのは凄く気になっていた。