「里見勝蔵を巡る三人の画家たち」。今秋、池之端画廊で開催。
開催期間:令和4年10月12日(水)~10月30日(日)
会場:池之端画廊 〒110−0008 東京都台東区池之端4−23−17 ジュビレ池之端1・2F
”昭和のフォーヴィストたち、色の競演” をキャッチコピーに、里見勝蔵と三人の画家、熊谷登久平、荒井龍男、島村洋二郎の作品や資料を展示します。意外な組み合わせと感ずる方が多いと思います。近代日本洋画史を紐解いても彼らの繋がりはよくわかりません。
北海道画廊で熊谷登久平の作品を売っている。
『赤い帽子の女』
夫と義父の妹さんに似てるよねと話してる。
目元に義父を感じる。
義父は妹が嫁ぐ時に歌を詠んだぐらい可愛がっていたようだ。
今となってはモデルが誰か確かめようがないが、モダンで美人だ。
油絵 F10号
[額寸] 縦75cm×横67cm
通常価格 ¥56,000
いつの作品だろう。
サインは戦前から戦後の感じ。
北海道画廊さんに問い合わせたら、この作品は亡くなられたお医者さんのコレクションだったと、良い状態で持っていてくださり感謝。
額縁は固定されており、絵の裏は見られないので、表から見える情報が全て。
お医者さまは長谷川利行の作品も持っていたとのことで、1930年代の日本洋画がお好きだったのかなとか。
『赤い帽子の女』
フェルメールの赤い帽子の女、もしくは芥川龍之介が書いたのかもと言われていた小説を思い出す世代な私ですが、熊谷登久平の赤い帽子の女も良いと思う。