昨日検索をしていて見つけた熊谷登久平の『赤い帽子の女』
売れていた。
売れ残れば悲しいけど、売れたら売れたで生で見たかったなぁと。
去年の熊谷登久平展に私は「昭和モダン」というキャッチフレーズをつけたけど、昭和モダンそのもののような作品だった。
個人の感想です。
前にも書いたが、熊谷登久平は身内をモデルにすると写実に近いタッチになる。
弟をモデルにした作品は睫毛が長いのを強調する横顔で鼻筋も綺麗に描いていた。
赤い帽子の女のモデルはおそらく妹さんで、アーモンド型の目を一つ描くことで強さを出してる。
深いな熊谷登久平。