熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

謎のからしこなす

 

先日買ってきた辛子こなすは夫の食べたいカラシコナスではなかった。

私が美味しいと感じた奈良漬的な風味。

夫の思い出の中のカラシコナスにはこの風味がなかったとか。

 

義父は山形に親友がいたし、戦前からのお弟子さんも多くいたから山形名物の辛子小茄子だろうと、昔からの手法のを探し回っているんだけど、見つからない。

 

夫の思い出の味。

義母が作るユバは砂糖たっぷりの平べったい出汁卵焼きでなんとか再現した。

湯葉じゃなかった。

 

ロールキャベツは旧日本軍のレシピで作り似たような味であった。

ハヤシライスは私が作る方がおいしいと落ち着き。

オムライスも落ち着き。

焼きそばも落ち着き。

 

夫のリクエストになるべく応えるよう努力しているが、からしこなすは謎だ。

あと、千葉に住んでいたお弟子さんが贈ってきてくれたモロミもわかんない。

義父は泊まり込んで野田醤油で絵を描いたり、社員に絵を教えていたそうだからキッコーマンのモロミ?

 

最悪な気分なのはコロンバンの出店が浅草松屋からコロナ禍撤退をして、夫が大好きなサバランが気楽に買いに行けなくなった。

 

義父がご存命の頃は銀座にコロンバンはあり、帰宅時の土産の一つだったそうだが、幼児にサバラン食べさせてはダメだろう。大人の甘味だわ。つかコロンバンは贅沢だわ。

あっ、夫は幼少期に資生堂パーラーでも食べてる。

羨ましいわ。

私はプライベートで資生堂パーラーに入ったことないわ。

運転手付きのメルセデスベンツ日本橋や銀座に行ってお子様ランチを食べていたのが別世界だわ。

今は軽トラを自分で運転してる夫。

お子様ランチ好きなのは今も同じ。

 

夫、義父が50代後半、57歳の時の子なので、将来一緒に酒酌み交わすのは叶わないと、幼少期から酒飲ましていたとかも聞く。

義父は次男である夫と一瞬に暮らせる期間も少なかろうと夫を砂糖子と呼んで甘やかし溺愛した。

 

我が子に美味しいものも沢山食べさせたそうだが、松茸は子に譲らなかったとか。

 

んで、夫が食べたがってる懐かしのカラシコナスはどんな味よ。

夫、味の表現力があまりないので悲しや。

 

義兄が千厩の従兄の葬儀の後にも買ってきたそうだから、一関市のものか?

 

わーん。

 

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