熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

テッシュの箱の中身は全部抜かれる運命にある。今半の福袋が当たった。

孫は生まれた時から猫と暮らしているので、猫を同胞だと思っている。
なので猫への愛情がマックスになると猫のすりすりをやり、猫に向かって腹を見せるが猫を巻き込んで転がるので猫は大変である。
そんな孫がテッシュの箱から中身を全部引きずり出す技を覚えたそうだ。
猫もよくやるし、息子と娘もよくやった。

息子の頃はやりたい放題という玩具があったが、あれは今もあるのだろうか。

会員先で浅草今半の福袋が当たった。一万一千円で一万円の商品券がついていて今まではハズレることが当たり前だったのでとても嬉しい。
浅草の今半は熊谷登久平と長谷川利行が大正時代に食べに行った店の一つだ。食べたいと思っているけどお値段が結構良い。
ランチもあるけど義父たちは晩御飯で食べたんだろうな。
行ったのは浅草今半だろうか、今半本店だろうか。
新しいもの好きな二人はどちらに行ったのだろう。

高級すき焼きは野田昌宏先生に四谷にあったハナマサの離れでご馳走になったことがある。
綺麗な女性が料理してくださり素敵な中庭と時間だった。
父と一緒に行った神戸の大井肉店のすき焼きも焼いてもらえたが、部屋はそれほど印象に残らず、明治村にある大井肉店で食べた時は博物館の中でと不思議な感覚だった。

今半、お得感に溢れた福袋のおかげで、食べに行けるわん。
で、繰り返すけど義父が利行さんと食べに行った今半は浅草の何処のだろう。
震災の後に行ってるので、どちらの営業再開が早かったのだろう。どちらの店にしても太平洋戦争時に焼けているから味を追うしかないけれど。

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