熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

死ぬ死ぬ詐欺

私は生まれた時から峠とやらを繰り返していたので、家人に呆れられている。

息子に至っては私のことを死ぬ死ぬ詐欺と呼んでいる。

何回も危篤になって生きてるからね。

結構苦しいんだけどね。

 

で、今救急車を呼ぶかどうかを訪問看護師と夫が相談してて、私は意識があるうちに救急車を呼ぶのには抵抗感があるのて、往診を頼んだ。

往診で大丈夫ならそれは軽い症状だと言うことだ。

 

ポックリといきたい。

にんげん関係のゴタゴタはもういやだ。

 

梅干しが食べたくなり台所に行ったら突然仰向けに倒れてしまった。

なかなか起き上がれなくて、夫が気がついてくれないかなと待っていたが留守で20分近くかけて起き上がった。

これが加齢というものなんだなと。

身体の筋肉だけでは方向転換すらできなかった。

台所はエアコンが切ってあり暑かった。

 

 

鬱なので、この数年間あった嫌なことが次々湧いてくる。

かなり精神的な厭世観が強い。

 

今一番イヤな思い出は銀行の担当に言われた資産価値のない我が家のこと。

山手線の駅から10分もあり、千代田線からは7分もかかる。バスは1時間に1本。

二方が墓地。将来性はないから売れと。今ならまだ売れるがこれからは無理だと。

本当に感じが悪かったしショックだった。

どこの銀行も熊谷家には貸さないと断言されたから、知らないうちにブラックになっているのかと怯えてしまった。

問い合わせをしたらブラックではなかったが、あれは怖い。

 

そこの銀行の私の口座はささやかなものだけど、元気になったら解約する。口座があれば旅行もあるとか言っておいて、即廃止。

よくもまあ、人が住んでいる家を価値がないと。

義父がご存命なら大変なことになっただろうな。

 

 

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