義父のことで注意を受けることも私にとっては多いので、相手からしたら一対一で、私からしたら一対複数でみな歳上、目上。
それらは何も解決することも和解もなく相手さんは妥協も認めない。注意するなら具体的な助言が欲しい。どこに義父の資料があるのか教えて欲しい。誰が朧でも良いから義父の思い出を話してくれるのか教えてほしい。
売れていた画家であった義父、美術年鑑から名前が消えてないのは長谷川利行と本家と一関の親戚のロビー活動のおかげで、義父の時代の売れていた画家であつても美術年鑑から名前がなくなっている方もいる。
文化財研究所の物故者のデータベースにも名がない画家もいる。国会図書館が去年末にやってくれたデジタルデータベースの新システムのありがたいことよ。時代の上書きで埋もれた近現代の作家画家が息を吹き返した。義父の資料も一気に増えた。
ありがたいことだ。
また東京ではほぼ忘れられている義父を池之端画廊さんが再発掘してくださり、個展を東京でやれたのもありがたいことだ。
去年の義父のふるさとでの個展もありがたく、奇縁で同時期に気仙沼のリアス・アーク美術館に義父の絵が複数入ったのは私には奇跡的なことだった。
義父の親友だった山形新聞社の社長のコレクションの中の作品が山形美術館で展示されたのも嬉しかった。ありがたかった。
来年、新国立美術館に義父の絵が展示される予定なのもありがたいことだ。
義兄、義父の甥が何をやろうとしていたのか私にはわからないけど、近い形をやっているなら良いなと思う。