熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

熟年婚の弊害

 

夫の相続人さんは私に厳しいので、たまに逃げたくなる。

夫が選んだ人なので仕方ないが、定期的にしんどい。相続人さんには悪気はなく夫を心配しているのだろうけど、夫は相続人さんが認めるような良い女性を選べば良かったのにと私は思っている。

夫が熟年婚をしたことを私に対して堂々と駄目なことだったと言う人は2人かな。

 

 

あと相続人はもう1人、その人は自称だが夫の相続人という女性がいて電話で怒鳴られたときは、夫を疑ったがその人は違った。繰り返すが自称相続人だった。

 

ただ、彼女が夫に対して甘えた声で話すのが私はとても嫌だった。去年に病気で亡くなられた。

申し訳ないがホッとした。

私より夫との付き合いは長いし、あんな甘い声を私は使えない。

私に対しての声と夫に対しての声の違いが、あれが女子力だろうか。夫は冷たい態度だったがそれでも平気で夫に甘える不思議な人だった。

 

 

 

あと、夫の幼馴染の女性とその友人がたまにくる。

夫には悪いが自信満々でこられたのに対してカチンときて夫に取り継がず門前払いをしたことがある。夫の特別な存在の女性だと匂わされたらいい気はしない。

その人たちは宗教団体系らしく、夫の幼馴染は夫に対して自信満々で、愛されてる自信がとても羨ましくも感じることがある。

義母も彼女を追い返したことがあるというが、強気で凄い女性だ。

かつては才色兼備だったと夫の同級生にも聞いているが、美魔女で中身も詰まった同級生が夫には結構いる。

が、新興宗教にのめり込んだその女性は気が強いが不思議な存在でしかない。

 

 

今日は熊谷登久平の次の展示関係者さんと食事をする。今回は準備期間が半年あるのと美學の先生がコーディネートをしてくださるので熊谷家には良いことだらけだと思う。

 

少し緊張しているのに朝、夫の相続人から連絡があったので鬱である。

きちんと頭が回転することを願う。

 

茶飲み友だちから異性となる時に夫から相続問題については話されていたので、かなり再婚に躊躇したし、長く支えてくれたママ友たちが住んでる団地を離れることへの怖さもあった。

が、DV元夫が斜向かいに住む怖さもあり、今夫にすがったが浅はかだったのかもしれない。

最初の茶飲み友だちが一番良かったのかもしれないが、夫が具合悪いときに付き添えるのは配偶者の私なのでそれはそれだろうと理解してもらいたい。

東京の土地の高騰は人の欲を刺激し、欲と希望を得た人は地域への愛着を理解しない。地歴もわかってない。

 

 

ただただ、人間関係は難しい。

義父の絵と遺品、夫の持つ他にはないオタク系一次資料、長谷川利行のスケッチブックをきちんとできるまでは我慢してほしい。

イライラをぶつけないでほしい。

私は夫との穏やかな時間が愛おしい。

私たちは健康寿命はもう殆どなく、猫とご飯と花を愛で、互いに好きなサブカルチャーの情報交換などが楽しみなので、急がせないでほしい。

 

 

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