熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

地震とか

私は地震と水害と空襲がとても怖い。

母たちの体験談が半端なく怖かった。

両親からしたら兵庫県の明石の田舎に住んだら小児喘息の私のためにも良いし、地震と水害が少ない的な判断もあったようだ。

友人の祖父母にも関東大震災で神戸に避難して地震が少ないと永住を決めた家もあった。

その1人のお祖母様は関東大震災阪神淡路大震災を経験された。阪神淡路の時は寝たきりの状態にタンスが倒れかかってきたがベッドの手すりのおかげで潰されずにすんだ。

 

昨日は台東区も揺れた。

夫と義父たちの展覧会についてお借りしたい絵の話しをしている時に揺れた。

本は崩れるし、怖かった。

夫は鉄道模型を心配していたが、無事で良かった。

 

我が家からは大手が販売したタワマンが見えるが、その灯りが航空機用の赤い灯りだけになっていたのがショックだった。

高級なタワマンは自家発電があると思い込んでいた。夫の知り合いもインフラの安全を信じて文京区の高台の屋敷を売りタワマンに移り住んだそうだ。

タワマンは各階に非常食などが備蓄されて、非常電源もあると昔聞いていたので、私はノアの方舟的な感覚を持っていたのかもしれない。

子どもの頃にテレビで観た映画の『地球最後の日』のロケットのような。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E6%97%A5_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

 

もしくはブラッドベリの『火星人記録』のテレビ映画で最後に火星に降り立つロケットのような。

冷戦時に全面戦争化した地球は滅び極わずかな火星に残った人と、地球から飛びたて火星につけた人たちが生き残る的な。

 

東京直下がきても、あそこに住む人たちは中にいれば生き残れる的な漠然とした憧れがある。

ので、灯りが消えたのは不安だった。

数時間で解消されたけど。

 

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