熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

#ギャラリー・ファムファタール

買い物帰り、町内会の神輿蔵を通り過ぎたらイランイランのような香りがし、振り返ると豪華な花が見えた。
Uターンして神輿蔵を過ぎたら立看板と花、花、花。
しかもゴージャスなコンサート会場に贈られるよな花。フラワーアート。
同じ町内会だし、いざとなったら夫に謝ってもらおうと老眼を振り絞ってみたら贈り主の名が見たことがあるような。

#明石家さんま
#近藤真彦
#コロッケ

なんなんだろう。
花に誘われて奥に入る、明石家さんまの花は紅の薔薇。

ラスボス🦹‍♀️

#小林幸子

ここって民家だったよね。

のぞくと花と可愛らしいねずみの絵が。

画廊になったんだ。
中にいたお客様と入れ違いでクロックスを脱ぎ用意されているスリッパに履き替え、上がる。
見覚えのあるようなないような上品な奥様に挨拶をされて、「ここの町内会の方ですか」と私聞いた。
「そうですよ」と微笑まれ「私は前田輪業の」と、挨拶をしたらご主人が出てこられて、秋の交通安全運動のテント設営の時に夫を手伝ってくださった男性が少しよそいきのお洋服。

こちらのご夫婦だった。
会うのは祭りや餅つきや神輿蔵の整理とかの時の格好だから、雰囲気が違ってて挙動不審者をしてしまった。

ご夫婦はご自宅を貸し画廊に改装されて、今は三人の女性たちの展覧会。
編み物の作家さん、先のイラスト作家さん、洋画家さん。
それぞれ柔らかな空間を作っておられる。

戦前からの格子天井を活かしたギャラリーだけど、和も洋も包括したつくり。

戦前からの結構良い家。
雑談をしていて奥様の叔父様も画家で義父の熊谷登久平とも交流があった方だという。
名前きちんと聞くの忘れた。
義父たちのモンパルナスの一人。

今回の展示作品の中の洋画が1930年代の洋画界的な、義父たちの色使いに近くて、思わず独立美術協会の方ですかと尋ねたら違うとのこと。

好きな色合いとタッチでした。
眼福。

https://www.galerie-femmefatale.com/



















#小林幸子