天気が良いので、池袋のマルイにてボトムズ展鑑賞。
数年前に自宅の火災で亡くなられた塩山紀生氏が描かれた絵に泣く。
OUTの元編集長だった大徳さんの出版社、樹想社で仕事をしていたお陰で、ボトムズのイラストも見れたけど塩山氏とは直接仕事はしてないので残念だ。
長生きして欲しかった。
ボトムズ好きだ。
昔、ゲーム作家でライターだった柴尾英令氏と新宿のロフトで飲んだ時にもう1人いらした方がターンAガンダムのコンテの人で、その人と話せるのが嬉しくてハイになった私はアニメの戦争談義からボトムズについて暑苦しく語った記憶がある。
乗り捨てるロボットだとバイファムとVガンダム、それとボトムズの描写が好きで、主人公機が量産機というたまらなさ。
あと革命される側のイケてるおっさんな王様が断罪される前に革命側のヘテロなリア充戦士キャラに愛を語るシーンも画期的だった。
とか語りまくり、柴尾氏はドン引きしていた記憶だ。彼は同い年だったが亡くなった。
彼とはもう20年ぐらい付き合いはなかったが映画情報とかチェックはしていた。
ボトムズの腐女子視点を暑苦しく語った時のタジタジだった柴尾氏、あの頃私たちは30代だった。
昔、池袋駅から東武練馬に行きエスカフローネの映画を観た帰りに柴尾氏と待ち合わせて、生まれて初めて七輪で焼く焼肉をご馳走になった。お洒落な店だった。
私の初めてのスターバックスも東武練馬にあった映画館のあるマイカルの中の店で、その時も柴尾氏と一緒だった。注文の仕方を教えてもらった。
池袋のマルイに行くには東武の改札口前を通る。
私は東武の池袋駅の改札をみると少し柴尾氏を思いだす。
で、今日はボトムズも入り、塩山氏の突然の死で受けた衝撃を思い出し、余計にズルズルと突然亡くなられた柴尾氏の文章や豊富な教養を思い出したのだろう。
氏がシナリオを書いた『レナス』と『レガイア伝説』は息子が好きでかなりやり込んでいた。
映画のレビューもネタバレなく楽しめるものだった。
菊池寛賞も受賞され、これからという時に突然亡くなられたのが残念だ。
話題の引き出しの多い人だった。惜しくて仕方ない。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B4%E5%B0%BE%E8%8B%B1%E4%BB%A4
https://www.0101.co.jp/048/store-info/fair.html?article_id=34406