熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

知人の館山の別宅が被害を受けてた

雑談をしてて、彼女が館山に持つ別宅が台風被害で屋根が半分吹き飛びガラスが全部割れたと知った。
幸い知り合いの大工さんに頼んだのでブルーシートが間に合ったそうだけど、直すか更地にするかで悩んでいた。

日本って国は自然災害が多くて、富裕層は別宅や別荘を持ち、出入りの大工さんとの付き合いは庶民でも大事にしてきたのに、緊急時だけ大工さんに頼むにも今は職人さんが全国レベルで減った。
関東大震災のあと全国の大工さんが東京に集まり、東京風の建物デザインを全国に広めたぐらいだけど今では難しい。
大手さんが工場で作った家を現場に持ってきて組み立てるのが主流となった。
各職人を集めて采配する大工さんが建てる家を今は見ない。

気仙沼で被災者が住む高層住宅群を見たけど、あれを作れるお金は今の日本にはあるのだろうか。
人口密度が高い都市部で自然災害が起きたら本当にどうなるのかな。


千葉の被災した人たち、本来なら借り上げ住宅などに住んでもらうべきではないのだろうか。
去年、神戸から帰る時、大阪の屋根のブルーシートの多さにも驚いたけど、オリンピックに使う予算の少しで良いから自然災害で苦しむ人たちに回せないのだろうか。

私たちが被災した時、国は手を差し伸べてくれるのだろうか。
そのために固定資産税や相続税源泉徴収に何重にも人は税を払っている。消費税って生活保護の人でも払っている。
なんかなあ。