ユニクロの子ども向けの、
「KIDS コットン前あきクルーネックボディスーツ(半袖)」 はサイズ160まである。定価は980円。
普通に子育てをしてきた人には、おしめの子がいたずらをしにくく、シモの手入れの時に脱がさなくても良い乳幼児の育児に便利な下着という認識だと思う。
だからユニクロのボディスーツが160まであるのは何故だろう、160まで大きくなっても使うのだろうかと疑問に思うかもしれない。
このボディスーツが販売された時の神戸新聞の記事からの抜粋を載せる。
「胃ろうや気管切開、肢体障害などで自由に体を動かせない子どもたちの介助で重要なのが着替えや排せつのケア。ロンパースは着替えやすく、抱き上げた際におなかが出ない上、おむつも容易に交換できる。ところが、子ども用の市販品は乳幼児サイズまでしかなかった。
介護用品で出ている下着は1枚2、3千円するといい、「自分で作っていた」という保護者も少なくない。24時間気の抜けない介助を続ける中で、下着がままならないのは「大きなストレス」だったという。」抜粋終わり。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202012/sp/0013947913.shtml
発売から3年、この商品は今ユニクロでかなりの値下げがされ190円で売っている。
大幅な値下げにこれが廃盤になるのではと感じる人もいる。
ユニクロのこの商品のお客様のレビュー一覧には障害児を育てている保護者たちが廃盤を恐れるレビューが並んでいる。
保護者たちの思いがユニクロの経営陣に伝わると良いなと願う。
↓レビューへのリンクですがコピペをしないと飛べないかもです。
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E431566-000/00/reviews
介護用ボディスーツ、母の介護の時代に入院先から求められて購入したことがある、当時は高額で介護に追われて収入が減っていた私には辛い値段だった。
Amazonで検索すると今は少し安くなっているが、5000円前後する。
ユニクロのが身長155センチの母を介護していた頃にあれば、助かったなぁと思いつつ。
ユニクロの大幅値下げが廃盤のためではなく、改良されたものが出る前段階であれば良いなと、レビュー欄の保護者たちの祈りのような発信を読んで、これは本当に良いものなのだなと、ユニクロ偉いなと、これからも続けて欲しいなと思う。