熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

キビダンゴ #宮城県 #大沼製菓 #桃次郎 クルミ

夫の父である熊谷登久平が甘いもの好きだったらしいので、戦前に登久平がよく遊びに行っていた宮城県のキビダンゴを先日購入してきたけど、その前も今回も賞味期限を切らすまで夫に置いておかれたから今回は流石に私が食べた。

夫今日になって嘆く。
賞味期限過ぎて数日だよ。


宮城県のキビダンゴは桃次郎が良い。
夫はズンダが苦手なんだけどクルミが好きでクルミのを毎度購入。

こちらのキビダンゴは甘い羽二重のような岡山のキビダンゴとは別もので、モチキビのあの旨味にやはり甘さ控えめの舌触り残るクルミアンが風味豊かに入っている。
旨しですよ。

キビ餅って岡山のキビダンゴが一般的になってて、甘いポンカン飴の柑橘の香りを抜いた感じの食べ物と思っている人も多いけど、昔、岡山と桃太郎伝説を取り合った愛知県犬山で食べたキビ餅は美味しいものだったし、足立区舎人の伊勢屋さんで旬のモチキビをついたキビ餅も美味しいものだった。
岡山のキビダンゴが好きな人は好きだし、ネタとして私も買うし頂くけどお茶菓子に出せる味だとは思ってない。あれはオヤツだ。

大沼製菓のキビダンゴは美味しいのに夫が食べなかったから私が食べるわけで。
夫は食べる機会を二回逃した美味しいのに。

私は好きです。
でも犬と猿と雉用に三個パックだから誰かと一緒に味合うものだと思う。

このキビダンゴの事を調べていたらお茶栽培の北限の地の和菓子屋さんのなのね。
先日我が家にいらっしゃった方が北限のお茶の産地の方だった。

中国からお茶の木が渡来して広がり宮城県が茶の北限なら、東北地方に茶を売って仙台藩は儲けたのかなあ。とか想像して今楽しんでます。
これを真面目に調べ始めると仙台市の奥地に引っ越したら宮城県立図書館に行くことになりかねないので、妄想で。

ここのキビダンゴは池袋の宮城県のアンテナショップでも買えます。仙台の熊谷屋のゆべしも買えるし結構嬉しいアンテナショップで、ランチ限定食はとても嬉しいお品です。

http://www.onuma-seika.co.jp/shopping/index.php?category_code=2