熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

池袋で神戸市長田の味を食う

無言館で受けた情報量の多さで消化不良気味。
無言館には画学生だけではなく、1930年協会の画家の作品もあったので、戦死した画家の資料はどこにあるのだろうと美術史を専攻していた知人に相談したら纏めてる人がおそらく居ないと。
戦没野球人の碑や医学生の碑や少年飛行兵の碑とか無名戦士の碑とかよーけあるやん、画家の碑ないん?

とか結構これから調べないとなあと。

大量に読むであろうまだ見ぬ資料に押し潰されそうになって甘いもの食べに池袋西武の催事場に行き、人の波に怯えて、本屋さんのジュンク堂に転進した、
新刊数冊購入して落ち着いたので、初心に返るべく、みつぼで一杯飲む。
私が若い頃は江戸川橋の3坪の飲み屋だったみつぼ。
企画編集でお世話になっていたイーストプレス江戸川橋にあったなあ。
とか思い出しながら、神戸市長田のお好み焼きが食べたくなり、少し歩いて食した。
長田はもう私の知っている長田ではないし、父も死んでしまい長田に縁はない。
でも一番食べたいのは長田スジ肉が入ったお好み焼きだ。

千駄木の夜店通りにスジ肉のお好み焼きがあるお店があるけど、意識高い系の店でどろソースを使っていても鉄板の上に皿を乗せられて、カットされたお好み焼きを出される。

あれはガッカリだ。
初めて入ったので対応もぞんざいで、関西風名乗らないでほしいと正直思った。
神戸の山手の岡本のお好み焼き屋さんでも感じは良い。下町の長田であんな対応してたら競争が激しいから消える。
谷根千人気にのってるから羨ましいとは思う。
これからも流行るのだろう。
その店、肝心のスジ肉が硬かった。