熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

#レオパレス21 が経営するホテル #レオパレス仙台に泊まってみた。

https://www.leopalacehotels.jp/sendai/

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前日仙台で逢いたい人に会い、美味しいものを食べたあとホテルレオパレス仙台に泊まった。

株主優待制度を使い半額なので朝食付きで7000円しない。駅から近いし、楽天が仙台に来るまでは閑散としていた駅の南側が賑やかになったと聞いていたので歩きたくもあった。

宿泊の感想。

私が泊まった四階は結構客が入っていて隣にも宿泊客がいたけど物音はしなく静か。

Free Wi-Fiは早い。

電源も多くて机は広くて作業がしやすい。

プリントアウトはメールで操作。

ファックス有り。

 

ベッドもシングルルームであっても広くてシーツはパリッとメイキングされていて快適。

アメニティは女性向けはなく、基礎化粧品は用意してない場合はす向かいにあるローソンで買うことになる。男性用のシェービングクリームとシェービングローション、髭剃りとクシはある。

バスタオルはホテルタイプで柔らかく分厚い。

ドライヤーは標準装備。

オヤツは無し、茶とコーヒーはある。

使い捨てスリッパ。

朝食はバランス良くて地産品多く、玄米ご飯と白米とパン三種類ある。

 

実は岩手県の#千厩 に予測以上に状態が良い資料が多く残っており、興奮しすぎて体力を消耗していたようでホテルに泊まった時点でヘトヘト。

まぁアラ還だし甲状腺機能低下症なので甲状腺ホルモンと、卵巣摘出で女性の若さの源の女性ホルモンも枯渇してて、私は疲れやすい。

ホテルでマッサージをお願いしたけど、頭痛が引かず、朝食をとって痛み止めを服用したけど痛みは何とかなっても怠さと眩暈が引かず、フロントで休ませて欲しいとお願いをしたら、チエックアウトを延長して頂けて数時間眠れた。

この数時間か良かったようで、瞼のむくみも足の裏の浮腫みもマシになり、新幹線の駅まで数分歩いて無事に帰宅できた。

フロントの人たちの対応も気持ちよかった。

 

レオパレス問題もあり、ホテルにはオーナーさん用のクラブもあるけど従業員さん大変なことにならないと良いなと、掃除の係りの女性の挨拶と仕事の丁寧さも含めて快適だったので、これからが気になります。

私は次もここに泊まりたいです。

仕事環境も良いし、倒れた時の対応も安心できたから。

 

一階ロビーで展示されていた土橋征史氏の作品が結構好きかも。

 

 

ホテルで撮った写真の下に、一関市への不満を少々書いてます。

 

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今回旅の感想とか。

 

 

岩手県一関市千厩の夫の従兄が私のことを「まるで竜巻のような女性だった。私たちが知らないことも教えてくれて、あるのを知らないものを見つけ出して、次々と日野屋が関わっていた事業のことを関連付けして、長老にも物怖じせずに質問して帰っていった」とか言ったらしい。

 

私、実は緊張してたんですよ。

でも千厩図書館のご協力と日野屋ブックセンターのバックアップと千厩の郷土史家の村上光一さんのお陰で、欲しかった資料が揃えられて良かった。

 

しつこいけど、行くまではドキドキでした。

一関市博物館の男性職員には博物館には資料ないって言われてたし。

普通、古文書持っていそうな家は地元博物館ならお願いして調べると思っていた野良の専業主婦な私。

 

無いと言われると掘りたくなるのが私の悪い癖で、しかも今はフリーランスどころか無職の野良だから縛りはないので熊谷登久平と熊谷伊助の生家に行ってみた。

であれこれ探してきたし、証言ももらってきた。

 

夫すら行ったことがない家が持っているものを、戦前戦後の史料と我が家の伝承だけで探したのだから、非常識と思われるんじゃないかと、ドキドキしつつも長老が御存命の今が大事だから爆進した。

 

役所で義父様の絵を探した時も「熊谷登久平の絵はどこにありますか? 」と、夫の従兄の奥さんと二人で訪ねて「さあ?」と、なった時に「あるはずですけど」と言い切りながらも、一関市と合併したことにより千厩町の名家日野屋出身だけど、今は忘れられた洋画家の熊谷登久平の絵が処分されている可能性もあるわけで。

本当になかったらどうしようと思ってました。

 

 

一関市の博物館に問い合わせた時に電話をしてきた博物館の男性職員は「熊谷登久平や熊谷家のことは知らない」って正直に答えていたし。

目の前にいた千厩の役場の女性も一関市の公務員で熊谷登久平の絵があるかどうかは分からないと言っている。

でも「あるはず」で、破棄したのならそれはそれで私的には記録になる。

 

一階の女性が担当だと言った二階の窓口に向かうと、目の前に義父の絵があったけど無記名の白いプレートが下にあった。

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その絵のほぼ隣の担当窓口で「熊谷登久平の次男の嫁ですが、ここに義父が描いた絵があると聞いてきたのですが何処にありますか」と、尋ねた。

担当職員さん真摯に絵を探し回り、他の職員にも聞き、最後はパソコンで検索をし始めた。

 

……貴方のそばに絵がありますよ……

 

と、教えずに夫の従兄の奥さんと一緒に雑談をしながら40分近く待っていたら、担当職員さんは一枚の絵の存在を教えてくださった。 

 

「熊谷房江さんが寄贈した孔雀の絵が会議室にあります」

 

義母が贈った孔雀の絵の記録はあったけど、二階のロビーに展示されている絵の記録はないんだなと思い、「この絵も熊谷登久平の作品ですよ」と。

 

少し意地悪いかな。でも探してくれてありがとう。

私たちだけだと目視出来た最初の一枚だけの確認になったもの。

 

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孔雀の絵には義父が得意な薔薇の花も描かれており私好きです。

 

係の職員さんは前日東北で放映された熊谷美術館の特集を観ており、それで熊谷登久平を知ったようだった。

 

義父は忘れられた画家。

一関市博物館は絵は要らないと婉曲に夫に言ったぐらいですもん。

 

この後、お邪魔した千厩町時代の町長で熊谷一族最長老の熊谷儀一さんによると、元町長室にも一枚あり、合計三枚が旧千厩役場にはあるそうだけど、私たち嫁ズはそこに有るとは知らないし、確認していないので、確認したのは写真の二枚だけ。

 

先日知りましたが、一関市博物館の学芸員さんも親戚らしいです。

作品のプレートは千厩時代は記名だったと元町長儀一さん談。

 

故郷恋しと綴った義父は結構片思い。

一関市は冷たいね。

義父は一関中学卒業をしたのに、市立博物館の企画展で長谷川利行展をやるための土台的なものかな。

 

本家には私が背負って行った千厩町時代のホームページの熊谷登久平特集をプリントアウトしたものも、本家にはなくてコピーして置いてきた。

市川市の史料も渡してきた。

分家さんが合併してからは千厩の歴史が薄くなっていくと嘆いておられた。

 

千厩の偉人の伊助の妻であった「秋本ちか」がいつのまにか勝海舟宅の奉公女性となり、愛された存在となり、勝海舟の日記にも何回も登場する伊助は安房守の親友であったから建立された石碑の説明板が、ロマンチックなものになっているのを見過ごすぐらい一関市は冷たい。

物凄く良い状態の拓本も千厩の本家に存在しているし、義父も戦前に書き残しているのにね。

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